VITA Trophyシリーズ第4戦公式予選が9月15日(日)に筑波サーキットで行われ、シリーズランキグ2位の山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)が2位に0.301秒の大差をつけてポールポジションを獲得した。
9月も中旬だが筑波サーキットは相変わらずの猛暑で午前10時10分の予選開始時点で早くも気温は32.8度。風はあるものの太陽に焼かれた路面温度は40.9度とマシンにも選手にも厳しいコンデションだ。
エントリーは12台、袖ケ浦での第2戦/第3戦で連勝しシリーズランキング首位のいむらせいじ(オートルックVITA-01)をはじめランキング2位の山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)、さらに開幕戦2位のニシハマヤスユキ(ETA白波ワークス VITA)、同3位の平川圭介(ELIVレーシングVITA)などが出場する。
平川を先頭に12台全車がコースイン。15分間の予選が開始。
まずは残り13分、平川が1分5秒407のトップタイムを出し、2番手に中島正之(ビーンズスポーツ2年目VITA)、3番手鈴木智之(メッカ・Verity・VITA)と続く。平川は続く周回で4秒973までタイムを削るが、直後に鈴木が4秒627のトップタイム、続いていむらが4秒696、山本が4秒666と立て続けに平川を上回るタイムを出す。さらには1年ぶり参戦の石原貴博(ティーエムオート・VITA-01)が4秒786をマークして4番手へ上がる。これで平川5番手。
予選が後半に入った残り7分、山本が1分4秒229をマークしてトップに立つ。2番手鈴木に対して0.398秒という大差だ。山本は早々に予選を終えてピットに戻る。さらにニシハマが4秒770をマーク、4番手に浮上するとこちらもピットイン。このあたりは決勝に向けたタイヤの温存か。
残り5分を切って各車タイムが更新されない中、ランキング4位の岸本直也(Raise UP VITA01)1分5秒825で10番手にポジションアップ。
さらに残り2分、2番手鈴木が1分4秒530、3番手いむらが4秒658と終盤に来て自己ベストを更新するもトップ山本選手とは0.3秒以上の差で順位が確定した。以下4番手#17ニシハマ、5番手石原、6番手平川トップ6になった。
決勝は午後3時10分スタート予定だ。
Text: Junichi SEKINEPhoto: Asako SHIMA