8月24日、スーパーフォーミュラ(SF)第5戦が開催されているモビリティリゾートもてぎにおいて、シリーズを運営する日本レースプロモーション(JRP)から来シーズンのレースカレンダーの詳細が発表された。
これまで、日本自動車連盟が発表した国際格式のカレンダーの登録申請では、8大会、うち海外戦(韓国)1大会となっていたが、今回発表されたのはその内訳や詳細。
まず、8大会のうち、2レース制を導入するのは5大会。鈴鹿2大会、富士2大会、もてぎ1大会はすべて2レース制となる。逆に1レース制として残るのは、九州大会(オートポリス)と東北大会(スポーツランドSUGO)。
これにより、韓国大会を含めて、シリーズのレース数は現行の9から13へと大きく増えることになった。レース数の増加が課題となっていたシリーズにとって、2レース制の大会を増やすという現実的な方法で応えた形だ。
また、韓国大会が開催されるサーキットは、「インジェ(麟蹄)スピーディウム」であることも発表された。
インジェスピーディウムは、2013年に開設された1周3.9kmのコース。こけら落としではスーパー耐久が開催されたこともある。
JRPの上野社長によると、複数のプロモーターから海外大会開催のアプローチがあったが、韓国大会を提案したプロモーターが、最もSFの価値を理解し考え方も合致したとのこと。すでに周辺の宿泊施設も含めて視察を終え、具体的な打ち合わせに入っているという。
2025年スーパーフォーミュラカレンダー(仮)
3月8-9日 第1,2戦 鈴鹿大会(2レース制)
4月19-20日 第3,4戦 もてぎ大会(2レース制)
5月17-18日 第5戦 九州大会
6月7-8日 第6戦 韓国大会
7月19-20日 第7,8戦 富士大会(2レース制)
8月9-10日 第9戦 東北大会
10月11-12日 第10,11戦 富士大会(2レース制)
11月22-23日 第12,13戦 鈴鹿大会(2レース制)