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第16戦鈴鹿決勝会見 野中誠太「残り3周でエンジニアから『気合いだ』と声をかけてもらって、気持ちでがんばった感じ」

第16戦優勝 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:優勝した野中誠太(TOM\'S)

 「今週トムス勢は非常に良くて、その中でも僕は調子が良かったので、自信を持って挑むことができました。スタートが良く、そこからギャップを作ることができましたが、路温が上がり、SFも走った後だったので、タイヤの落ちは激しかったのが予想以上でした。荒尾選手が追いついてくる中で、落ち着いて大きなミスのないように走ることが重要でした。なんとか守り切れて良かったです」

 「残り10周くらいの早い段階からたれる雰囲気がわかったので、ドライビングを工夫しながら走りました。とにかくベストを尽くせるようにと集中して走りました。チャンピオンシップのことを考える余裕もありませんでした。残り3周くらいからエンジニアさんに『気合いだ』と声をかけてもらっていて、気持ちでがんばった感じです」

 「個人的にはポールポジションをとれたのがライツでは初めてだったので、そこは素直に嬉しかったですし、落ち着いてレースして勝てたことは自信にもつながりました。明日の最初のレースは小出選手が前にいますが、あまりチャンピオンシップのことは気にせずに、今日みたいにやるべきことをしっかりやれば結果はついてくることがわかったので、明日も普通にやるべきことをやって終えられればと思います」

第16戦決勝2位 荒尾創大(TODA RACING)

決勝記者会見:2位の荒尾創大(TODA RACING)

 「スタートでホイールスピンさせてしまい、順位を落とすかなと思いましたが、後続車もみんな同じ状況でした。その中で野中選手のスタートが抜群に良くて、1コーナー行くまでに離れてしまいました。レース前半も野中選手が速くて、プッシュしても追いつかない状況でしたが、後半は僕のペースが上回ってきました。タイヤは辛かったんですが、なんとかクルマをねじ伏せて食らいつきました。抜けなかったのは残念ですが、明日に向けては良かったなと思います」

 「タイヤが辛い状況はみんな一緒だったので、その中でどのくらいクルマをコントロールできるかというところでペースは変わってくると思います。タイヤが辛い中で良いペースを維持できました」

 「明日の午前中のレースはコンマ1くらいの差で5番手からのスタートになってしまいましたが、表彰台を目指して頑張りたいと思っていますし、午後のレースはまたフロントローからスタートできるので、1コーナーで前に出られるようにスタートを改善していきたいです」

第16戦決勝3位 小林利徠斗(TOM'S)

決勝記者会見:3位の小林利徠斗(TOM\'S)

 「5位スタートでしたので、トップを追うには遠いな、というところでした。とりあえず自分のできることをやって、一つでも順位を上げられるように頑張ろうという思いでした」

 「特別何かしようということはなく、スタート以外ではほぼ抜きづらいので、スタートに気持ちを入れて挑みました。実際、前方のクルマがみんなホイールスピンをして白煙をあげていましたし、その中で僕はスタートが決まったので、順位を上げられたのは良かったです。そのあとは、集団の後ろに入っていく想定のセットだったんですが、前が離れていって自分が集団の先頭という、一番僕らのクルマに合っていない状況になったので、苦しいレースが続きましたが、なんとか抑え切ることができました」

 「中村選手もものすごい気迫で迫ってきましたが、互いを尊重していたからこそできるバトルだったので、ああいうバトルができたのは良かったです」

 「次のレースは4位スタートになりますが、やることは一緒ですし、一つ一つやれることに集中できればなと思います」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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