スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝 ST-XクラスはDENSO LEXUS RC F GT3が初優勝

総合優勝のDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は3日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、ST-Xクラスでは、ポールポジションからスタートしたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)が初優勝を飾った。(観客:3,700人)

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

 レースは午前11時10分にローリングスタートが切られた。天候は晴れで気温33度と残暑が厳しい。

 6台が参加したST-Xクラスは、予選4位23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)のスタートドライバー元嶋が自身のスティントでトップに立つと、引き継いだ中山もトップを堅持。しかし、第3ドライバーのDAISIKEが、ポールポジションスタートの31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)にパスされトップを譲る。

ST-Xクラス優勝はDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 DENSO LEXUS RC F GT3はそのまま逃げ切り優勝した。RC Fの優勝は初。スタートドライバー永井が粘り、マシンの成熟が進んだことが勝因となった。

 2位には23号車が、3位には予選6位から順位を上げてきた81号車DAISHIN GT-R GT3(大八木信行/坂口夏月/青木孝行/藤波清斗)が入った。

ST-Zクラス優勝はシェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)

 10台が参加したST-Zクラスは、ポールシッター22号車Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)のリードで始まる。しかし終盤の1時間余り前、ピットアウトしたばかりの22号車が炎上。予選7位から追い上げて来た885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)が優勝した。

ST-TCRクラス優勝はRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)

 2台が参加したST-TCRクラスは、5号車AI' CIVIC(坂井 一裕/藤井 正明/辻本始温/佐藤蓮)がレース序盤の9周目に5コーナーでクラッシュしてリタイア。97号車Racer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、一時ピットロード入り口でストップするトラブルを抱えながらも優勝した。

ST-QクラストップはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)

 開発車両で争われ7台が参加したST-Qクラスは230号車Nissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)がボンネットが開くトラブルに見舞われながらもトップでゴールした。最後尾からスタートした32号車ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)が2位に入った。32号車はST-2クラスのYarisと遜色ないタイムで周回。デビュー戦で早くもDATがMTに比肩する性能を示した。

ST-1クラス優勝はシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)

 2台が参加したST-1クラスは、序盤からポールシッターの2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)と予選2位の47号車D'station Vantage GT8R(星野辰也/織戸学/浜健二/ジェイク・パーソンズ)がデッドヒート。最終的には2号車が抜け出し優勝した。

ST-2クラス優勝は KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川鱗/奥住慈英/奥本隼士)

 5台が参加したST-2クラスは、ポールスタートの225号車 KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川鱗/奥住慈英/奥本隼士)が序盤にハンディキャップのペナルティーを消化。その後徐々に追い上げ、終盤にトップに立つと逃げ切って優勝した。ここまでトラブルに泣かされていたが、ようやくスピードが結果につながった。

ST-3クラス優勝はraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)

 5台が参加したST-3クラスは、序盤、16号車岡部自動車フェアレディZ34(鈴木宏和/田中徹/田中哲也/小松一臣)がレースをリード。終盤には25号車raffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)がトップに立ち、15号車岡部自動車フェアレディZ34(甲野将哉/長島正明/冨田自然/元嶋成弥)が追う展開となる。チェッカー直前には、25号車とこれをパスしようとした15号車が接触。25号車はスピンを喫し、15号車がトップでゴールした。しかし、15号車に30秒のタイムペナルティーが科され25号車が優勝した。

ST-4クラス優勝はエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)

 8台が参加したST-4クラスは、序盤から86号車 TOM'S SPIRIT GR86(矢吹久/松井孝允/河野駿佑/坪井翔)と41号車エアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)の争いとなる。86号車がコースアウトすると、最終的には41号車が抜け出して優勝を飾った。

 第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、10月22日に決勝が行われる。2グループに分けられそれぞれ3時間レースとなる。

トップでゴールするDENSO LEXUS RC F GT3(apr)

優勝した小高一斗(DENSO LEXUS RC F GT3)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE


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