SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿JRPサンデーミーティング 日向坂46の富田鈴花さんが広報大使に就任

サンデーミーティング:JRP上野禎久社長と富田鈴花さん

 全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)を運営する、株式会社日本レースプロモーション(JRP)は23日、同レースが行われている鈴鹿サーキットでサンデーミーティングを行い、日向坂46の富田鈴花さんが広報大使に就任することを発表した。また、株式会社AbemaTVが運営するABEMAの新番組で5月16日から始まる「サーキットで会いましょう」も富田さんがMCとして放送されることも併せて発表した。

 会見にはJRPの上野禎久社長と富田さんが出席。まずは、上野社長が富田さんを起用した経緯を説明した。

 「我々の取り組みを若い世代に伝えられる方を探していました。富田さんのお母様が、大変モータースポーツをお好きで、F1ブームの頃に鈴鹿に観戦にお見えになって、それが高じてお嬢様に"鈴花"という名前をお付けになった。ぼく自身も鈴鹿出身で、運命的な出会いと勝手に思っています」

 「直接事務所に行って、直談判をしました。ご本人もモータースポーツに関心がおありだったので、来て欲しいと、我々の魅力を伝えていただく仕事をして欲しいとお願いしました。これが経緯です」

 富田さんはレースを現場で見たことはなかったそうだが、上野社長に懇願され頑張るしかないと思ったという。

 「上野社長が直接事務所に来てくださいました。ドライバーさんやスタッフさんから、いきなり上野社長に会えるのはすごいことだといわれました。それを肝に銘じながら、初心者が初めて見る感覚で伝えていただければいいと番組の方にも言っていただけたので、自分的には負担がなく、頑張るしかないという感じでした」

 上野社長は、富田さんは勉強熱心で涙が出るほどうれしいという。彼女のファンも巻き込むハブとしても期待しているという。

 「大変勉強熱心で、ぼくがモータースポーツを教えるという設定があるんですが、ほぼほぼ予習はクリアされていて、モータースポーツのことを知ろうという意欲があります。鈴花さんのファンも勉強してくれ、彼女にいろんな情報を与えてくれます。広告塔じゃなく、われわれの新しい形でのファンマーケティングができ、一緒にモータースポーツの魅力を知っていただく大きなハブになると思います。この番組が成立したのが本当にうれしいです」

 「会うたびに感動するんです。本当にモータースポーツを深く理解しようとされているし、彼女を通じていろんな方に魅力を伝えたいと思います。うるっと来ました」

サンデーミーティング:富田鈴花さん

 富田さんは「鈴花ノート」という選手名鑑も作って、レースの魅力を伝えたいという。また、レース以外の周辺情報も発信したいとのことだ。

 「選手のみなさんの名鑑として、母と共同で『鈴花ノート』を作り始めています。ドライバーのみなさんの魅力をいかに知っていただくかが大切なので、伝えられるように作りました」

 「サーキット周りのグルメだったり、楽しい場所だったり、知らないことがたくさんあるので、それをいろんな方からの情報を集めて、この番組でたくさんの方に見ていただけたらと思います」

 現場で着用するレーシングスーツも自分でデザインしたという。

 「サーキットですぐに見つけてくださるようなレーシングスーツにしたいと思い、自分でデザインしました。もう、こだわりしかないです。いっぱいちりばめている三角マークは、日向坂46の坂道マークです。日向坂46のエンブレムも入れました。背中にも『SUZUKA』と入っています。私の推しメンカラーの紫×紫と、グループカラーの空色も入れました」

サンデーミーティング:富田鈴花さん

 富田さんは、昨年BSフジで放送された「GO ON! NEXT〜サーキットで会いましょう」からSFの番組を担当。今回、その名称を引き継いだ「サーキットで会いましょう」が富田さんをMCとしてABEMAで始まる。

 初回放送は、5月16日の午後10時から。ゲストは野尻智紀とリアム・ローソン、チーム無限の2人の予定だ。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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