SUPER FORMULA

SF:合同テスト2日目セッション3 トップは最後のアタック合戦を制した坪井翔

スーパーフォーミュラ 鈴鹿合同テスト

セッション3(3月8日9時00分~11時05分)

 空は晴れ渡って風もなく、穏やかな天候だ。ただ、朝一番のセッションは路面も冷えているので各チーム慎重にコースイン。

 セッション開始から各車積極的に周回を重ね、タイヤ交換の練習なども交えながら、テストを進める。

 開始30分の順位は、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)1分37秒082を筆頭に、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、大湯都史樹 TCS NAKAJIMA RACING)、坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)と37秒台前半のタイムで続く。

 ここまでは、昨日から好タイムをマークしているナカジマレーシング、ダンディライアンレーシングが好調を維持している。B-Maxレーシングの松下も上位に食い込んできている。

 60分経過。タイヤ使用セット数も6セットに限られているため、各チーム、ユーズドタイヤを使うなどして、ピットインを繰り返しながらセッティングを試行しているようだ。このため、ベストタイムの更新はほとんどなく、唯一上位で変動があったのは宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)が8位から6位に上がったことのみ。

 68分経過。ここまで20位とやや精彩を欠いている感のあったサッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)がS字でコースアウト。大きなクラッシュではないが、クラッシュパッドを飛ばし、その修復とマシン回収のため走行は一時中断。

 80分経過。走行再開。走行時間は5分延長され11時05分までとなった。

 86分経過。大津が1分36秒627とトップタイムを更新。山本も36秒753でこれに続く。

 94分経過。19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分36秒952で3位に浮上。

 103分経過。山本が1分36秒342でトップに躍り出る。速い山本が帰ってきた感じだ。

 106分経過。宮田1分37秒141で4位に。ここまでの順位は、山本、大津、関口、宮田、大湯、坪井、松下、牧野、野尻、福住……。

110分経過。野尻36秒604で2位へ。残り15分を切って各車続々とピットインをしているので、そろそろアタックが見られそうだ。

 セッションの終了間際に怒涛のアタックがあり、この結果、トップ3は、坪井(1分35秒769)、大湯(35秒938)、関口(36秒04 6)。

 以下、大津、山本、平川、山下、福住、アレジ、野尻、国本、佐藤、宮田、大島、三宅、可夢偉、松下、牧野、笹原、阪口、サッシャと続いた。

 午後のセッションは、SFライツのテストを挟んで、14時30分から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI


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