SUPER FORMULA

富士合同テスト1日目セッション1 悪コンディションのなか大湯都史樹が積極的な走行を見せる

セッション1(3月22日10時10分~11時40分)

 開幕戦まで20日を切り、開幕前最後の合同テストが第1,2戦の舞台となる富士スピードウェイで行われている。

 テスト初日の天候は生憎の雨。強い雨ではないがコースは完全ウェットだ。午後には雪との予報も出ているが、気温はさほど低くはない。

 走行開始から8分経過したところで、14号車・大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)がコカ・コーラコーナー立ち上がりで濡れた路面に足をすくわれコースオフ。リアをヒットしてウィングを曲げてしまった。これで走行は一時中断。6分間の中断の後、走行再開。

 30分経過。様子見のチームが多く、ここまで走行したのは7台のみ。各車コース状況を確認するだけで2分を超えるタイムに留まっているなか、65号車・大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が断トツの1分43秒293を叩き出している。

 60分経過。ここまでタイムを記録しているのは10台。大湯1分43秒293、20号車・平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)1分52秒008、1号車・野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)1分54秒491、以下、64号車・山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)1分56秒489、38号車・坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、15号車・笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)、14号車・大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、50号車・松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)、55号車・三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、18号車・国本雄資(Kid's com KCMG Elyse SF19)と続く。

 70分経過。徐々に雨の量が多くなってきた。タイムアップは望めそうにないが、ここまで走行を控えていた5号車・牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、4号車・サッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)が走行し、牧野1分59秒243、サッシャ1分59秒473をマークし、5、6番手に浮上。

 80分経過。セッション終了間際になって、雪混じりの雨になって量も多くなってきた。野尻、坪井、笹原は走行しているが、殆どのマシンはピットで待機。

 セッション終了。天候に恵まれず積極的に走るチームは殆どなかった。タイム記録された周が10周以上だったのは、大湯(19周)、野尻(13周)、坪井(11周)の3人のみ。

Text: Shigeru KITAMICHI


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