SUPER FORMULA

B-Max、オープンファクトリーでファンと交流を図る

 10月1日、スーパーフォーミュラ選手権をはじめ、国内レース各カテゴリーで存在感を放つB-Maxレーシングチーム(組田龍司総代表)が、オープンファクトリー(工場の一般公開)を行った。

 これは工場のある神奈川県綾瀬市の工業組合の企画「あやせ工場オープンファクトリー」の一環で、参加者は事前に申し込んだ100人という限定ではあったが、レーシングチームにおいてこのような催しは非常に珍しい。

 当日は、スーパーGTオートポリス戦と重なっていたため、所属する全ドライバーの参加は叶わなかったが、SFチームの本山哲監督、SFライツの菅波冬悟選手が参加し、レーシングカー見学はもちろんのこと、コックピットの着座体験、シミュレーター実演見学、タイヤ交換作業体験など、用意されたメニューも盛りだくさんだった。




 参加者からは、「最高でした。本山監督、チームの皆様との質問や雑談、工場内見学など、貴重で濃厚な時間を過ごせました」、「子どもたちが目を輝かせていたのが見ていて微笑ましかったです」、「あまりにナチュラルに本山監督がいてびっくり。菅波選手によるシミュレーター実演やタイヤ交換体験など短時間で濃密な見学でした」などの声がSNSに投稿され、参加者もスタッフも充実した時間を過ごしたようだ。

 秘密の多いレーシングチームで、このような企画はあまり聞かないが、ファンサービスや地域貢献の催しとして、今後他に波及することを期待したい。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: B-Max Racing Team


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