スーパー耐久シリーズ2022第2戦富士SUPER TEC24時間レースの公式予選が、6月3日金曜日の正午から曇り空から晴れ間ものぞく天候の中で開催された。
まずは、AドライバーのアタックがST-3、ST-4、ST-5クラスで行われるグループ2からスタート。ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・服部尚貴が1分52秒188でクラストップをマーク。ST-4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・河野駿佑が56秒611、ST-5は4号車THE BRIDE FIT・太田郁弥が2分4秒528のコースレコードで暫定トップ。これに僅差の50号車LOVEDRIVEロードスター・山西康司の4秒538と2台がコースレコードを更新。
ST-Xを除く上位クラスのグループ1はST-1の2号車シンティアムアップルKTM・井田太陽の1分47秒106、ST-Qの3号車ENDLESS AMG GT4・小河諒の47秒858、ST-Zの500号車5ZIGEN AMG GT4・大塚隆一郎の49秒168、ST-TCRの75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR・塚田利郎の51秒413、ST-2の225号車KTMS GR YARIS・平良響の53秒844となった。
ST-Xの予選を前に244号車Nissan Z Racing Conceptが1コーナーでストップしたためこの回収に約10分スケジュールがディレイ。
ST-Xクラスは888号車Grid Motorsport AMG GT3・マーティンベリーの1分41秒709がトップタイムとなりセッションは終了した。
午後1時10からBドライバーの予選がスタート。ST-3クラスの52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・吉田広樹が1分51秒074でクラストップのタイムをマークする。STー4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・松井孝允が55秒823でトップに。STー5クラスは50号車LOVEDRIVEロードスター・松村浩之が2分04秒750でクラストップとした。
午後1時25分からのグループ1はST-Zクラスの885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4・平中克幸が1分48秒307、ST-TCRは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR ・蘓武喜和の49秒822、ST-2の6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10・菊地靖の52秒059がそれぞれクラストップにつける。885号車は47秒887に、97号車は49秒684までタイムアップ。残り僅かでST-Zクラスは21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4・宮田莉朋が47秒319までタイムアップ。STー1は21号車・加藤寛規が45秒773でトップにつけた。
ST-Xは81号車・藤波清斗の44秒071から9号車・柴田優作の40秒622、これに31号車・嵯峨宏紀が40秒990と続いて40秒台の戦いに。9号車MP Racing GT-R・柴田が40秒281をたたき出すと、81号車DAISHIN GT3 GT-R・藤波が39秒992、最後には39秒902まで更新した。
ABドライバーの合算ではST-Xが888号車、STー1は2号車、STーQは3号車、STーZは500号車、ST-TCRは75号車、STー3は52号車、STー2は6号車、ST-4は86号車、STー5は50号車がそれぞれのクラストップとなった。
決勝レースは明日4日15時から24時間レースとして、日曜日の15時チェッカーをめざす。
Text & Photo: keiichiro TAKESHITA