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SUPER GT

第4戦富士 Arnage Racingは7位入賞 シングルポジションの好成績(Arnage)

 2022年のSUPER GT第4戦は、8月7日~8日に富士スピードウェイで開催された「FUJIMAKI GROUP 富士GT100LAP RACE」前戦鈴鹿ラウンドから2ヶ月のインターバルを経て、450kmの長丁場のレースが再び繰り広げられることとなっていた。

 富士ラウンドに先んじて、チームは、6/29に岡山国際サーキットにて行われたアドヴィックス様のテストに参加し、キャリパーとブレーキパッドのテストを行う機会を得た。

 5月末に行われた第3戦鈴鹿では、リアの荷重をグリップ力に変えるセットアップの方向性が間違っていなかったにもかかわらず、リアタイヤをブロウさせてしまい、思うようなレースができなかったArnage Racing。そこでチームは、リアタイヤに極端な荷重が乗る状態を避けて、荷重の乗り方をコントロールする方向性を模索。タイヤへの入力を逃してソフトにすることでタイヤを守る方法が有益なのではという仮説のもと、バネ、ダンパーのセットアップを変更して岡山のスポーツ走行に臨んだ。

 その結果、サスペンションの対策は功を奏し、マシンの動きが格段に良くなったことを確認することができた。またブレーキ関係のテストも良好な結果が見えて、テストは非常に意義あるものとなり、ようやくレースに向けての好材料が揃い始めた。

 富士ラウンドまでのインターバルの間に、ガレージでは、岡山テストで得た結果をもとに富士仕様のセッティングが投入された。また、この2ヶ月のインターバルの間に、エンジンもオーバーホールが完了して再装着され、100LAPの長丁場に向けて、準備が整って行った。

<8/6 公式練習>

 7月末から日本中が猛暑に見舞われ、ガレージのある四日市でも連日35度を超える猛暑日が続いていたが、チームがサーキット入りした金曜日の富士スピードウェイは、曇って肌寒く、公式練習の行われる土曜日の朝は、深い霧に覆われ、霧雨の降る生憎のコンディション。

 9時からの公式練習も、WET宣言からのスタートとなった。Arnage Racingは、まず阪口選手をコースに出してマシンのチェックを行い、続いて加納選手もコースにでて、問題がないことを確認した。

 岡山でのテスト走行に参加した両選手は、テスト時にマシンのフィーリングが格段に向上していることを確認しており、この富士スピードウェイに於いても同様に好感触であるとのコメントを得た。そこでチームは、岡山の走行に参加しなかった第3ドライバーの末廣武士選手をコースに出して、チェックさせた。

 第2戦富士450kmレースに続いて、第3ドライバーとしてMC86をドライブする末廣選手からも、前回の富士ラウンドに比べてマシンの状態が格段に良くなっており、前後のバランスが改善されて乗りやすくなっているというコメントを得ることができた。

 そのほか、タイヤテストも行われた。今回の富士ラウンドには、鈴鹿で使用したハード目のタイヤと、もう1段階硬めのタイヤが準備されており、チームは阪口選手に両方のタイヤをチェックさせた。その結果、どちらのタイヤもコンディションに合わせて十分に使用できることがわかった。

 その後行われたFCY訓練と、3年ぶりとなるサーキットサファリの時間を利用して、末廣選手と加納選手がコースに出て、さらなるを慣熟をおこなってマシンへの理解を深めた。

<8/6 公式予選>

 午後3時から行われた公式予選では、Arnage RacingはB組から出走。今大会でもQ1を担当する阪口選手が開始と同時にコースインした。阪口選手は、ライバルマシンの状況を見ながら慎重にタイヤに熱を入れ、タイミングを見計らって、6Lap目に1’36.589を叩き出し、惜しくも1番手の11号車石川選手とは0.01秒の僅差であったが、2番手でQ1を突破することができた。

 Q1の後、阪口選手よりブレーキング時にフロントが少し跳ねるとのコメントがあったため、チームはQ2までのインターバルに、サスペンションにストロークを持たせてバタつきを抑える対策を入れることにし、メカニックが時間ギリギリまで作業を行った。

 15時55分、予定より2分遅れで行われたQ2は、並み居る強豪の中、スーパーGT初予選となる末廣選手が担当。末廣選手は「探り探りの失敗だらけ」のアタックと言いながらも、ラストラップで1’36.906をマーク、12番手につける大健闘を見せた。

 今シーズン最高位からの決勝スタートとなり、意気揚がるチームは暗くなるまでピット練習に勤しんだ。ところが、決勝に向けてのメンテナンス中、ハブベアリングにガタが出ていることが発覚。メカニックがハブを外してみたところ、ベアリングが完全に破損しており、このままでは翌日の決勝を戦うことはできないことが判明した。幸いチームには中古のベアリングの手持ちがあったため、急遽ベアリングの打ち換えをすることになり、チームは夜遅くまでピットに残って、翌日の決勝に備えて作業を行なった。

<8/7 決勝>

 決勝が行われる日曜日も、前日と同じような曇天に霧の立ち込める朝となったが、幸い次第に霧は晴れ、青空から太陽の覗く、少し蒸し暑い夏らしい陽気となった。

 前夜のハブベアリングのトラブルは、無事交換完了して解決し、チームは決勝の時を待っていた。

 夏らしいドライコンディションにはなっていたが、天気予報では午後に多少の降雨があることも予想されている。決勝前のウォームアップ走行では、3選手がそれぞれコースインしてレース前のチェック走行を行い、問題がないことを確認した。

 ところが、マシンがグリッドに向かうタイミングでバラバラと雨が降り始めて、ピットには一瞬緊張が走り、チームは急遽グリッドにレインタイヤを持ち込んだ。しかし、レインタイヤの出番はなく、グリッドウォークが終わる頃には青空が見え始めて、3シーズンぶりのパレードラップから、フォーメーションラップが2周する頃にはすっかりドライコンディションとなった。

 富士100LAP RACEのスタート、第一スティントを担当するのは阪口選手で、12番グリッドから450km先のチェッカー目指してレースを開始した。

 阪口選手はスタート直後に順位を落としたが、やがて、トラブルにより脱落していくライバルマシンを尻目に、好走を展開する。

 阪口選手は、15LAP目には7号車を抜き去り、さらに23LAP目には56号車をテイクオーバー、ルーティンピットをこなすチームも出始めたため、見かけ上の順位は更に上がって、6番手に浮上していた。

 気温32℃、路面温度40℃と厳しいコンディションの中、阪口選手はプッシュを続け、上位チームが徐々にタイムを落とす中、スティントが後半に差し掛かっても1分39秒台を何度もマークするなど激走を見せていた。

 チームは第1スティントを40LAPと見定めていたが、以降のスティントへの負担を考慮して好走を続ける阪口選手を更に4LAPほど引っ張り、300クラスのチームの中で最後、44LAPでマシンを呼び戻してドライバー交替。メカニックの迅速なピットワークで、タイヤを4輪とも交換して給油を行い、第2スティントの末廣選手が10番手でコースに復帰した。

 末廣選手は、燃料の重いスティント前半はペースを抑え、タイヤをマネジメントするクレバーな走りを見せていたが、スティント後半、燃料を消費したマシンが軽くなると、ペースを上げて1分39秒台をキープする走りを展開。2回目のルーティンピットをこなすチームも出る中、見かけ上の順位は再びトップとなった。

 末廣選手はスティントの終盤70LAPで、決勝ベストとなる1‘39.046をマーク、プッシュを続けていた。チームは無線で、末廣選手から、タイヤがまだまだ走行に耐えうるとの報告を受け、次のピットインでのタイヤ無交換を決断。末廣選手を75LAPまで引っ張って、加納選手と交替するためにピットへ呼び戻した。

 8番手でコースに戻った加納選手は、レースを開始。ライバルマシンがトラブルのために順位を落とす中、79LAP目に6番手にまでポジションアップ、1分39秒台を連発する激走を披露した。加納選手の背後からは名手J.P.オリヴェイラ選手が猛追をかけている。残り周回数は、もうあとわずか数LAP、2台のマシンは激しいバトルを繰り広げながら6番手争いを展開した。

 しかし、チェッカー目前、惜しくも敗れ、加納選手は7位でチェッカーを受けた。とはいえ、Arnage Racingはシングルポジションでのフィニッシュを遂げ、ドライバーズポイントも獲得することができた。また、チームポイントも、7ポイントと、願ってもない好成績を収めることができた。

Arnage Racing


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