全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は20日、大分県のオートポリスで第7戦と第8戦の公式予選を行い、両戦とも太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションを獲得した。
今オートポリス大会は2&4レース、4輪と2輪の併催のため、スケジュールの都合上SFLの予選は金曜日の夕刻午後4時30分に組み込まれた。
予選は30分間で行われ、ベストタイムで第7戦のセカンドベストタイムで第8戦のグリッドが決定する。
川合孝汰(Rn-sports 320)は午前中のクラッシュで修復が間に合わず未出走、11台が参加して予選が始まった。
まずはトムス勢の4人ととヘルムモータースポーツの平木兄弟がコースイン。B-Max勢はピットで待機。2輪の走行後なのでコースが荒れている可能性もあり様子見のようだ。
10分過ぎにB-Max勢もコースイン。1回目のアタックでは、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1分36秒932、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が37秒221、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が37秒472と続く。トムス勢も含め、本格的なアタックは終盤になるのは間違いない。
全車一旦ピットイン。ニュータイヤに変え、ピット前に車両を並べて最後のアタックを待つ。
残り8分になり、全車コースイン。野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分36ブピ879、木村が36秒647、菅波が36秒879と練習で好調だった木村がトップに立つが、ここで太田が36秒608と僅かに木村のタイムを上回り第7戦のポールポジションを決めた。2位には木村が、3位には野中が入った。
セカンドベストタイムで決まる第8戦のグリッドは、ここでも太田がポールポジション、2位に菅波が、3位に木村が入った。
現在ポイントリーダーでシリーズをリードする小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は両戦とも6位と振るわなかった。
マスタークラスは両戦とも今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がポールポジションを獲得している。
第7戦決勝は明日21日午前11時45分より、第8戦決勝は午後4時15分よりそれぞれ14周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI