- 優勝 太田格之進(TODA RACING)
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「雨のスタートをどうしたらいいか分かっていなくて、いままでのデータを見ながら、このへんかなという感覚でスタートしました。まずはストールしないように、できれば1コーナーを抜かれずに回りたいと思ったんですが、2年目の選手が去年経験があるだけあって、スタートをすごく決めてきました。野中選手には、1コーナーで横並びというか向こうの方が前にいるくらいで並ばれてしまって、だめかなと思ったんですが、雨というのもあってアウト側からもう1回まくって抜き返すことができました。野中選手もフェアに戦ってくれたので、その点はすごく感謝しています。彼が外に出てきたらぼくも飛んでたと思います」
「チームがいいマシンを用意してくれていたのでペースはすごく良かったです。雨でリスキーなのでミスせずに逃げるだけでした。途中ファステストも狙ってて取ることができました。フルポイント獲得できたし、初優勝もきて安心しています」
「途中3秒弱離れたときにSCが出たので『やめてくれよ』と思いました。小高選手がリスタートがうまいのを知っていたので、プレッシャーも感じていましたし、なんとかSCを切り抜けられて、そこからは普通に走れば抜かれないだろうと思っていました」
- 2位 小高一斗(TOM'S)
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「スタートが良くなくて、古谷選手に並ばれてしまったんですが、1コーナーで前に出ることができ、3番手をキープしました。前で太田選手と野中選手がバトルをしていましたが、ウエットで抜くのが難しいので序盤に仕掛けることにしました。結果的に1周目のS字で仕掛けたのは良かったんですが、その後、太田選手にじりじりと離され、追いつくことができなかったので、今後ウエットで自分とマシンのレベルアップをしていかなといけないです」
「3番手スタートで、最低でもポジションキープ、一つでも上の順位で帰ってくると決めていたので、優勝はしたかったですが、最低限のことはできたと思います」
- 3位 古谷悠河(TOM'S)
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「6番手からスタートが抜群に良くて、1コーナーまでに3番手の小高選手の少し前に出るぐらいまで行きました。でも、前のクルマの水しぶきがすごすぎて、どこを走ってる分からなくなって、小高選手に『譲ってくれたの?』」って言われるくらい手前でアクセルをオフしてしまいました。もったいなかったです。その後4番手を走行していましたが、野中選手がコースオフするラッキーもあって、3番手でのチェッカーでした」
「チームの皆さんが素晴らしいクルマを用意してくれたのでペースも良くて、前が開けた後も何度か区間ベストが出たのでいいレースでした」
Photo: Motorsports Forum