鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第6戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント 優勝・居附明利「なんとかこじ開けた」

表彰式

優勝 居附明利(SAccess Racing Es)
 「森山選手も速くて1ミリも気の抜けないレースでした。スタートはホイールスピンして、森山選手が決まったので抜かれました。そこから序盤はタイヤを温存して、後ろについて様子を見ながら走っていて、後半からスパートをかけて引き離そうと思っていました。5周目からセーフティーカーが入ってラッキーだと思ったんですが、リスタートがヘタクソで、1コーナーで行かれてしまいました。最終ラップは、バックストレートで追いつきましたが、130Rでインを閉められ、左タイヤが芝に乗り、右は相手のホイールギリギリでした。ここで行くしかないと思っていて、なんとかこじ開けたという感じです」
決勝2位 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「スタートは決まりました。セーフティーカーがいつか入るかなと思いながら走っていましたが、実際入って、リスタートを決めるという仕事ができて、それも決まりました。タイヤがきつくて、悩まされて、気合で行くしかないと思ってたんですが、相手が速かったです。シケインとかの立ち上がりは良かったんですが、それ以外が速くなくて、1コーナーでしか仕掛けられませんでした。だからラスト1周で仕掛けたんですが、抑えきれなかったです。130Rでインに入られて、あれ以上押さえたらクラッシュしていました。いっぱいいっぱいで、あそこさえ押さえ切れれば勝てたと思うんですが、スリップが効くのできつかったです。最後の詰めが甘かったです。あの負け方は悔しかったです」
決勝3位 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)
 「スタートは無難に決まりました。居附選手はちょっと遅れましたね。後ろが離れるまではバトルをしないで様子を見ようと思っていました。後ろも離れたので仕掛けようかと思ったんですが、前の2人がバチバチやっていて隙がない感じでした。最後の1周は2人が寄せ合いをしていたので、離れて見ていました。シケインでは森山選手のインが開きそうなので狙ったんですが、ふさがれてダートに落ちスピンしそうになりました。セーフティーカーも入ったし、体力的には問題は無かったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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