SUPER FORMULA LIGHTS

鈴鹿合同テスト2日目セッション2 熾烈なトップ争いを太田が制す

スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テスト

セッション2(3月9日9時00分~11時00分)

 朝の鈴鹿上空は雲に覆われているが、雨の心配はなさそうだ。昨日の好天と比較するとやや気温は低めだ。

 走行開始から積極さを見せたのは、昨日と同じく、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)と太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)。一方、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)のB-Max勢はスタート練習をしてから走行に入った。

 30分経過。野中1分51秒607、太田51秒898、菅波52秒004、平良響(Kuo モビリティ中京 TOM'S 320)52秒256、木村52秒274、、タイムを見る限りこの上位5台が6位の川合孝汰(Rn-sports 320)53秒380以下ををやや引き離している。

 マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が昨日に引き続き好調だ。若手に遜色ない1分53秒814をマークしている。

 46分経過。野中が1分51秒252とトップタイムを更新。すると、これを見て奮い立ったかのように、木村が次の周から51秒543→51秒001→50秒989と立て続けにタイムアップし、このテストで初のトップに立った。

 60分経過。順位は、木村1分50秒989、野中51秒252、平良51秒270、太田、菅波、川合、平木(玲)、古谷、平木(湧)、DRAGON、植田、今田。

 マスタークラスのDRAGONが1分53秒040をマークし、7位と若手の間に割って入る。

 64分経過。ニュータイヤの投入が始まったようで、太田が1分50秒971でトップに立つが、即座に菅波が50秒692で逆転。初めてトップを奪った。ルーキーによる熾烈な争いが繰り広げられている。

 90分経過。順位は、菅波1分50秒692、太田50秒971、木村50秒989、野中、平良、平木(玲)、川合、平木(湧)、DRAGON、古谷、植田、今田。

 97分経過。平良が1分50秒785で2位に浮上すると、その直後に太田が菅波のタイムを0.4秒上回る1分50秒264を叩き出しトップに躍り出る。

 セッション終了間際のアタックで野中が順位を上げ、セッション終了。菅波もタイムアプしたが逆転はならなかった。川合も1つ順位を上げ6位。

 セッション2の最終順位は、太田50秒264、野中50秒478、菅波50秒636、平良、木村、川合、平木(玲)、平木(湧)、DRAGON、今田、古谷、植田。

 古谷は他車が40周前後走っている中、僅か9周しか走っておらず、トラブルのようだ。

 午後のセッション3は、14時から16時までのスケジュールで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース