スーパーフォーミュラ・ライツ富士合同テスト
セッション2(3月24日10時00分~12時00分)
1日目に続き、今日も快晴の富士スピードウェイ。SFライツ合同テスト2日目が始まった。
開始早々、37号車・小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM'S 320)が早くも33秒台に乗せてきた(1分33秒845)。35号車・野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)も33秒866で続く。ただ、多くの車はユーズドタイヤで走行しており、まだ足慣らしといったところ。
30号車はDRAGONではなく、昨年のチャンピオン名取鉄平がドライブしている。今回30号車には2人の他に、SFドライバーの松下信治、関口雄飛もエントリーしているが搭乗はなさそうだ。4号車も今田信宏ではなく佐々木大樹がドライブ。
30分経過。小高1分33秒802、50号車・菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)33秒842、野中33秒866、、1号車・木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)34秒183、30号車・名取鉄平DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)34秒307、昨日トップタイムの63平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)34秒328と続いている。
40分経過。木村が1分33秒693をマークしトップタイム更新。
52分経過。菅波1分33秒611、平木(玲)33秒595、小高33秒200と相次いでトップタイムを更新。ニュータイヤの投入が始まったようだ。平木は次の周にも33秒471までタイムアップするが小高のタイムには届かず。
60分経過。走行折返し時点での順位は、小高-平木(玲)-菅波-木村-野中-名取-佐々木-62号車・平木湧也(HELM MOTORSPORTS 320)-36号車・古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)-2号車・太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)-10号車・川合孝汰(Rn-sports 320)-11号車・植田正幸(Rn-sports 320)。
85分経過。ここまで下位に沈んでいた古谷が1分33秒489で3位に浮上。川合も33秒825とタイムアップして7位に食い込んできた。
87分経過。38号車・平良響(Kuo モビリティ中京 TOM'S 320)がようやくコースイン。走行を開始した。何かトラブルだったのだろうか?
90分経過。順位に大きな変動はない。小高-平木(玲)-古谷-菅波-木村-名取-川合-佐々木-平木(湧)-太田-平良-植田の順。
100分経過。菅波1分33秒421、野中33秒412、木村33秒473と自己タイムを更新。小高の33秒200には届かないが、上位陣は33秒台前半のタイムで競り合っている。
残り15分を切って、平木(玲)が1分33秒375、33秒272と自己タイムを更新するが、小高には僅かに届かず。順位は2位のまま。
残り3分。菅波が1分33秒042とついに小高のタイムを上回りトップに躍り出た。木村も33秒273まで詰めたところで走行終了。
セッション順位は、菅波33秒042-小高33秒200-平木(玲)33秒272-木村33秒273-野中33秒412-古谷33秒489-名取-平木(湧)-平良-佐々木-川合-太田-植田。上位陣は非常に僅差だ。
太田が下位に沈んでいるのが気になるところ。マスタークラスのDRAGON、今田はこのセッション走行せず。コーチ役の名取、佐々木が最後までドライブした。
午後のセッションは14時20分から16時30分まで行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI