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第12戦SUGO決勝会見 小高一斗「1レース目で使ったタイヤなので、終始グリップは厳しかった」

第12戦優勝 小高一斗(TOM'S)

優勝した小高一斗(TOM\'S)

 「2レース目ではうまくいかなかったスタートを3レース目はしっかり決められました。今回使ったタイヤは1レース目で使ったタイヤなので、終始グリップが厳しかったんですが、2レース目のペースが良くなかったことを踏まえてクルマにセッティング変更を加えていたおかげで、タイヤが悪いなりにも最後まで抜かれ流ことなく終われたと思います」

――今週末を総括すると、何が良かった?

「しっかり予選でフロントローを確保できたことと、1レース目のスタートで前に出られたことが三連勝につながったと思います。予選が大事なレースなので、今後も予選で最低限フロントローを確保して、スタートで絶対ミスしないようにしたいです」

――8月のもてぎに向けての抱負を

 「富士、鈴鹿、SUGOでは久しぶりのライツでしたが、もてぎは去年唯一走っています。しっかりと残り2大会チャンピオンに向けて戦っていきたいです」

第12戦決勝2位 平良響(TOM'S)

決勝2位の平良響(TOM\'S)

 「得意としているスタートで前に出られなくてすごく悔しいです。スタートで抜ければ、タイヤでは有利なのがわかっていたので、逃げられるレースだっただけに、悔しさがすごいです」

 「タイヤ的に有利な状況だったので、小高選手についていくことはできたし、猛追することもできましたが、やはり高速のSPなどでダウンフォースが抜けてしまい、近づくことができませんでしたね。小高選手がミスしてくれればチャンスがあったんですが、全然ミスをしてくれなかったし、ミスを誘発することもできませんでした」

――もてぎ大会に向けての抱負を

 「もてぎも僕が得意としているコースなので、最低でも3回の表彰台を。そしてできれば2回目の優勝を果たせるよう頑張っていきたいです」

第12戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝3位の野中誠太(TOM\'S)

 「4番手からスタートで平木選手の前に出ることができて、そこからはとにかく前をプッシュする形で攻めていったんですけど、前の二人に詰めていくことが難しかったです。クルマの仕上がりはとても良かったので、とにかく前にしがみついてチャンスを待っていました」

 「中盤から後半にかけて、クルマのバランスが変わっていく中で、常にギリギリのプッシュを続けていたので。ファステストが取れたのもその結果だと思います。練習ではずっとスピードがあったのに、なぜ表彰台1回で終わったのか。原因は分かっていますし、同じミスを繰り返さないよう、残り2大会で自分の弱点を追求していきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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