TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第4戦もてぎ決勝 ヒロボンが今季2勝目 初参戦の塩津佑介が2位に

2021TCRジャパンサタデーシリーズ第4戦の決勝が8月28日、栃木県のオートポリスで行われ、#19ヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。

第4戦決勝12時45分より20分+1周で行われた。

スタート直後の1コーナーでは予選2番手の#97塩津佑介(DOME RACING)がヒロボンのインをついて一時トップに立つが、ヒロボンも3コーナーで塩津のインをついてトップを奪い返した。

3位には#101藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama)が続く。予選5番手の#65加藤正将(Audi Team Mars)が#73大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)をかわして4位に浮上。大蔵は#71大山正芳(ダイワN通商アキランドCIVIC)にも抜かれて6位でコントロールラインに戻ってきた。

1周終了時点でのヒロボンのリードは0.681秒。その後もトップ2台は1秒前後の差を保って周回を重ねる。5周終了時点での1-2位の差は僅か0.954秒だ。

スタートで出遅れた大蔵は2周目の5コーナーで大山を抜いて5位に浮上すると、一気に4位の加藤との差を詰め、5周目の3コーナーでアウトから接触しながらも4位を奪い取った。

その後も懸命にヒロボンに食い下がる塩津だったが、ヒロボンは全く付け入る隙を与えず、10周を終えたところで規定の20分が終了。レースは10周プラス1の11周となり、最後はヒロボンが3.254秒のリードを築いてフィニッシュ。第2戦オートポリス以来の今季2勝目をものにした。

2位は今回がTCRJ初参戦の#97塩津佑介(DOME RACING)。3位には9周目に藤井を攻略した#73大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が入った。

サンデーシリーズ第4戦決勝は明日の午前11時25分より20分+1周で行われる。

20分+1周の決勝レースがスタートした

スタート直後1コーナーの争い

ヒロボンと塩津佑介のトップ争い

優勝はヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位は塩津佑介(DOME RACING)

決勝3位は大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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