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S耐:第4戦オートポリス公式予選 ST-Xクラスの永井宏明/上村優太/中山雄一組が総合のポールポジション

 スーパー耐久シリーズ2021パワードバイハンコック第4戦、TUKスーパー耐久レースインオートポリスは7月31日、公式予選を行い、ST-Xクラスの永井宏明/上村優太/中山雄一組(16号車・PC Okazaki 911 GT3R)が総合のポールポジションを獲得した。

 公式予選は、Aドライバーが午後1時35分からグループ2(ST-3、ST-4、ST-5、STーQ[32号車]クラス)が20分間、グループ1(ST-Z、ST-TCR、ST-2、ST-Q[28号車]クラス)が15分間、グループX(ST-X、ST-1クラス)が15分間で、Bドライバーが2時40分からグループ2が20分間、グループ1が15分間、グループXが10分間で行われた。

 予選順位は、Aドライバー、Bドライバーの総合タイムで決定する。

 6チームが参加したST-Xクラスは、Aドライバーの永井宏明(PC Okazaki 911 GT3R)が2位を0秒3離しトップタイム、Bドライバーの上村優太が4位に付けたものの合算タイムでで永井/上村組が総合でもポールポジションを獲得した。2位には浜野彰彦/澤圭太組(Floral UEMATSU FG 720S GT3)が、3位には永井秀貴/嵯峨宏紀組(LEXUS RCF GT3)が入った。

総合&ST-Xクラスポールポジションは永井宏明/上村優太/中山雄一組(16号車・PC Okazaki 911 GT3R)

 10チームが参加したST-Zクラスは、Aドライバーの鈴木宏和(FABULOUS GRMI GR SUPRA GT4)が僅差でトップタイム、Bドライバーの佐藤公哉は4位だったものの他陣営のA、Bドライバーのタイム差が大きく、鈴木/佐藤組がポールポジションを獲得した。2位には松田利之/古谷悠河組(Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4)が、3位にはHIRO HAYASHI/平中克幸組(林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4)が入った。

ST-Zクラスポールポジションは鈴木宏和/佐藤公哉/塩津佑介組(311号車・FABULOUS GRMI GR SUPRA GT4)

 2チームのみの参加となったST-TCRクラスは、遠藤光博/中野信治組(Racer Hondaカーズ桶川CIVIC)がポールポジション、2位には塚田利郎/蘇武喜和組(おとぎの国CIVIC TCR)が入った。

ST-TCRクラスポールポジションは遠藤光博/中野信治/小出峻/原田健太組(97号車・Racer Hondaカーズ桶川CIVIC)

 3チームが参加したST-1クラスは、Aドライバーの飯田太陽(シンティアムアップルKTM)が2位を2秒5離し、ぶっちぎりのトップタイム。Bドライバーの高橋一穂も2位に入り、合算タイムでポールポジションを獲得した。2位には阪口晴南/阪口良平組(muta Racing GR SUPRA)が、3位には大山正芳/山本賢組(CSダイワN通商アキランドポルシェ)が続いた。

ST-1クラスポールポジションは飯田太陽/高橋一穂/加藤寛規/吉本大樹組(2号車・シンティアムアップルKTM)

 5チームが参加したST-2クラスは、Aドライバーの冨桝朋広(新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10)、Bドライバーの菊地靖ともトップタイムで冨枡/菊池組がポールポジションを獲得した。2位には野中誠太/平良響組(KTMS GR YARIS)が、3位には藤井芳樹/成澤正人組(新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10)が入った。

ST-2クラスポールポジションは冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(6号車・新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10)

 6チームが参加したST-3クラスは、Aドライバーの冨林勇佑(エアーバスターWinmax RC350 TWS)が2位を0秒5離しトップタイム、Bドライバーの大島和也も僅差で2位に付けた、冨林/大島組がポールポジションを獲得した。2位には服部尚貴/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBクラウンRS)が、3位には平木湧也/高橋知己組(HELM MOTORSPORTS RC350)が入った。

ST-3クラスポールポジションは冨林勇佑/大島和也/石井宏尚組(39号車・エアーバスターWinmax RC350 TWS)

 3チームが参加したST-4クラスは、Aドライバーの坪井翔(GR Garage水戸インターGR86)が2位を1秒近くちぎりトップタイム、Bドライバーの細川慎弥は2位にとどまったものの坪井/細川組がポールポジションを獲得した。2位には国本雄資/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)が、3位には浅野武夫/藤原大輝組(Weds Sport 86)が入った。

ST-4クラスポールポジションは坪井翔/細川慎弥/堀尾風允組(310号車・GR Garage水戸インターGR86)

 12チームと最大勢力となったST-5クラスは、Aドライバーの橋本陸(odula Start5 Roadster)、Bドライバーの貫戸幸星ともトップタイムの橋本/貫戸組がポールポジションを獲得した。2位には金井亮忠/猪爪杏奈組(Ti Racing☆NATS☆ロードスター)が、3位には武地孝幸/太田達也組(odula TONE MOTULロードスター)が入った。

ST-5クラスポールポジションは橋本陸/貫戸幸星/大崎達也/小原康二組(456号車・odula Start5 Roadster)

 賞典外のST-Qクラスは、蒲生尚弥/豊田大輔組(ORC ROOKIE Racing GR SUPRA)が総合の8位、注目の水素エンジン車・井口卓人/佐々木雅弘組(ORC ROOKIE Corolla H2 concept)は同37位に付けている。

ST-Qクラスの蒲生尚弥/豊田大輔/山下健太/小倉康宏組(28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRA)

ST-Qクラスの井口卓人/佐々木雅弘/MORIZO/松井孝允組(32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 concept)

 決勝は明日8月1日、午前11時より5時間レースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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