スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankookの第1戦もてぎスーパー耐久5Hours Raceが20日、いよいよ栃木県のツインリンクもてぎで開幕した。昨年は新型コロナウイルスの影響で開幕戦が9月にずれ込んだが、今シーズンはテストも順調に行われ、予定通り開幕を迎えることとなった。また、タイヤもピレリからハンコックタイヤに変更された。
もてぎは早朝からどんよりとした曇り空でときおり薄日が差す。ウオームアップ走行は午前9時45分から50分間で行われた。
ST-Xクラスは6チームが参加。終盤タイムアップした永井宏明/上村優太/中山雄一組(PC Okazaki 911 GT3R)がトップでウォームアップを切り上げた。
ST-Zクラスは新たにGR SUPUR GT4が4台参戦するなど14チームが参加しクラス別で最大勢力となった。トップにはDAISUKE/元嶋佑弥/ハマダタカアキ組(TKRI松永建設AMG GT4)が立っている。
ST-TCRクラスはAudi Team Marsが参戦を取りやめたため、芳賀邦⾏/蘇武喜和/霜野誠友/谷岡力組(おとぎの国CIVIC TCR)のみ1台の参加となっている。
新設されたST-Qクラスは蒲生尚弥/豊田大輔/山下健太/小倉康宏組(ORC ROOKIE Racing GR SUPRA)の1台が参加している。
ST-1クラスは3チームが参加。ST-Zクラスから移ってきた飯田太陽/高橋一穂/加藤寛規組(シンティアムアップルKTM)がトップタイムを記録している。
ST-2クラスは6チームが参加。昨年のチャンピオン井口卓人/佐々木雅弘/MORIZO/松井孝允組(ORC ROOKIE Racing GR YARIS)がトップタイムを記録した。
ST-3クラスは6チームが参加。服部尚貴/吉田広樹/平沼貴之組(埼玉トヨペットGBクラウンRS)がトップに立っている。
ST-4クラスはST-Zクラスに移るチームなどがあり3チームが参加とさみしくなった。トップには坪井翔/細川慎弥/堀尾風允組(GR Garage水戸インターGR86)が立っている。
ST-5クラスは11チームが参加。金井亮忠/岡原達也/松尾康博/古田岬組(Ti Racing☆NATS☆ロードスター)がトップに立っている。
明日のスターティンググリッドを決める公式予選は午後1時30分より行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA