SUPER GT

SGT:岡山公式テスト4回目 トップタイムは#37KeePer TOM'S GR Supra 二日間総合では#16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTがトップに

公式テスト岡山4回目: GT500クラスのスタート練習 公式テスト岡山4回目: GT300クラスのスタート練習

3月6日と7日の二日間にわたって岡山国際サーキットで行われた2021スーパーGT公式テストは、7日午後の走行をもって滞りなく終了した。

4回目の走行でトップタイムを記録したのは#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)。しかしこのセッションでは各チームともロングランを主体に行なったためか、タイムは1'19.224にとどまった。GT300クラスは#60吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)がトップで、こちらも1'26.934だった。

公式テスト岡山4回目:GT500クラストップタイムは平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM\'S GR Supra) 公式テスト岡山4回目:GT500クラス2位は松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R) 公式テスト岡山4回目:GT500クラス3位は国本雄資/宮田莉朋組(WedsSport ADVAN GR Supra) 公式テスト岡山4回目:GT300クラストップタイムは吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT) 公式テスト岡山4回目:GT300クラス2位は蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG) 公式テスト岡山4回目:GT300クラス3位は井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)

最後の走行は午後1時45分より行われたレース本番を想定したスタート練習に続いて、午後2時より120分間で行われた。開始時点の気温は11.6℃。路面温度はコントロールライン上で25.5℃とまずまずのコンディション。しかしここでは各チームともタイムアタックなどは行わず、ロングランを主体として走行を続けた。

トップタイムを記録した37号車も、スタートを担当した阪口晴南が3周目に出したタイムがベストで、その後も同様のペースで周回を重ねて65周を走破している。

2番手には同じく3周目に1'19.317を記録した#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が続き、#19国本雄資/宮田莉朋組(WedsSport ADVAN GR Supra)が31周目に1'19.650を記録して3番手につけた。23号車は76周、19号車は56周を消化している。

この結果、二日間を通じてのベストタイムは、1日の午後の走行で#16大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)の1'18.121となった。16号車は最後の走行をトップから1.397秒差の14位で終えている。

GT300クラスは今季からJAF-GT仕様のGRスープラを導入した#60吉本/河野組が13周目に1'26.934を記録。2番手に#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が14周目に1'27.026を記録して続き、12周目に1'27.176を記録した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3番手という結果に。その後60号車は56周。65号車は63周、61号車は55周を走ってデータ収集に努めている。

二日間を通じてのベストタイムは3回目の走行で#87松浦孝亮/坂口夏月組(グランシード ランボルギーニ GT3)が記録した1'26.138だ。

4回目の走行は残り時間30分に差し掛かったところで#38石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)がアトウッドカーブで停止したために赤旗中断となったが、車両回収が円滑に進んだため午後3時33分に再開され、その後もスピンによるイエローフラッグなどはあったものの大きなアクシデントに発展することはなく、午後4時のチェッカーフラッグを迎えて終了している。

スーパーGT公式テストはこのあと3月27-28日に静岡県の富士スピードウェイにて行われ、4月10-11日にここ岡山国際サーキットで開幕戦を迎える。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース