SUPER FORMULA

SF:第2戦鈴鹿フリー走行1回目 トップタイムは#5福住 注目の#36アレジは11番手

2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦「鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目が4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5S SF19)がトップタイムを記録した。
(天候:曇り コース:ドライ)

フリー走行は午前10時15分より90分間で行われた。

#6DOCOMO DANDELION M6Y SF19は開幕戦に続いて欠場となった牧野任祐に代わり今回も笹原右京がドライブ。#7KCMG Elyse SF19も開幕戦に続いて小高一斗が起用された。また今回は中嶋一貴に代わってジュリアーノ・アレジが#36Kuo VANTELIN TOM'S SF19をドライブすることになった。

そのアレジは走行開始から3周目に1'39.916、4周目には1'39.795を記録して一時トップに立つなど、初のスーパーフォーミュラを難なく乗りこなしてみせている。

開始から10分ほどが経過した頃、#51松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)がマシントラブルによりシケイン手前でストップしたために赤旗が提示され、走行は中断された。

この時点でのトップは#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1'38.963。2番手には#6笹原が1'39.029で続く。トヨタ勢最上位は#19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)で1'39.296だった。

車両回収ののち、10時39分に走行は再開された。

ここからは各ドライバーとも決勝を見据えたロングランに入ったのか、しばらくは目立ったタイム更新もなくセッションは進行する。トップの山本はピットイン、アウトを繰り返しながら1分40~41秒台で走行。アレジは7周目から21周目まで1分41秒台前半から42秒台後半のペースで連続で走行した。

前回優勝の#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)はベストタイムは12番手だが、山本と同様にピットイン、アウトを繰り返しながら1分40秒〜41秒前半のペースで走行しており、状況は悪くなさそうだ。

残り時間が20分を切ったところで#19関口が自己ベストを更新するが、タイムは1'39.258で順位は変わらず。序盤にトラブルでコース上にストップした#51松下も走行を再開し、13周目に1'39.696を記録して8番手に上がってきた。

残り時間が10分を切ったところで#1山本が1'38.886と自身のタイムを更新する。

続いて#16野尻が残り時間5分30秒で1'39.294を記録して4番手に浮上するが、#36アレジが残り時間3分で1'39.258までタイムを縮めて4番手に。

ここから予選を想定した熾烈なタイムアタック合戦が始まった。

残り時間1分で#20平川が1'38.715でトップに。それを#19関口が上回り1'38.408を記録、さらにその直後、#37宮田が1'38.253を記録する。しかしチェッカーフラッグ提示直後に#5福住が1'38.115を叩き出してトップに浮上、2番手#37宮田、3番手#19関口の順でフリー走行は終了した。

4番手には#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、5番手には#39阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)がつけ、スポット参戦の#6笹原は9番手、#36アレジは11番手、そして#7小高は17番手という結果になった。

スーパーフォーミュラ第2戦はこのあと午後3時10分より、ノックアウト方式で公式予選を行う。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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