SUPER FORMULA

SF:第7戦富士公式予選 驚速・野尻智紀が1分19秒台でポールポジション

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦は20日、富士スピードウェイで公式予選を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1分20秒を切る1分19秒972でポールポジションを獲得した。

ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)

 公式予選は10時55分よりノックアウト方式で行われた。Q1は2グループに分けられ各上位7台がQ2に進出、Q2に通過した14台からさらに上位8台がQ3に進出し、そのタイム順で午後から行わる決勝のグリッドが決定する。

 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)はBグループに振り分けられたQ1を2位で通過、Q2を5位で通過すると、Q3で快足ぶりを発揮。なんと1分20秒を切る、1分19秒972でポールポジションを獲得した。

 ホンダエンジン勢優位の中、苦戦を強いられていたトヨタ勢だが、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が孤軍奮闘。Q3では野尻に次ぐ1分20秒切りの1分19秒台で2位に食い込んだ。

 3位に入ったのはポイントリーダーの山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)。3度目のチャンピオンに向けて好位置に付けた。

 4位には松下信治(Buzz Racing SF19)が、5位には笹原右京(TEAM MUGEN SF19)、6位には福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、7位には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)とホンダ勢が続く。

 山本と同ポイントでチャンピオンを狙う平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)は8位と出遅れた。

 また、チャンピオンの可能性を残すニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)はQ1で走路外のペナルティーを科せられ敗退、後方からの追い上げを強いられることとなった。

 決勝レースは午後2時25分より40周で争われ、今シーズンのシリーズチャンピオンが決定する。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI


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