全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は17日、宮城県のスポーツランドSUGOで第6戦、第7戦の公式予選を行い、両戦とも阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がポールポジションを獲得した。
予選日のスポーツランドSUGOは朝から小雨。肌寒い中、午前9時35分よりSFLの公式予選が始まった。30分間で行われ、ベストタイムで第6戦のセカンドベストタイムで第7戦のグリッドが決定する。
まずは開幕から全戦ポールポジションを獲得してきた宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が計測2周目に1分28秒994でトップに立つ。
しかしこれを上回ってきたのがここまで宮田の前に苦渋をなめてきた阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)。ウエット路面で水を得た魚のように快走。計測4周目に1分27秒586をたたき出しトップに躍り出た。
阪口はさらに5周目に1分27秒394、6周目に26秒848とタイムを縮める。宮田も28秒469までタイムアップしたものの、坂口は宮田を1秒621も上回るぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。阪口のポールポジションはシリーズ前身の全日本F3を通して初。
3位には小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)、4位には河野駿佑(RS FINE K&N 320)、5位には名取鉄平(TODA FIGHTEX )、6位には入山翔(Albirex-RT)と続いた。
第7戦のグリッドが決まるセカンドベストタイムでも阪口が1分26秒996と他を圧倒してポールポジション。2位には宮田が、3位には小高が、4位には名取が、5位には河野が、6位には入山が付けている。
マスタークラスは第6戦、第7戦ともDRAGON(TEAM DRAGON SFL )がポールポジション。両戦とも2位に植田正幸(Rnsports320)、3位に畑亨志(A-NeKT with B-MAX)と続いてる。
第6戦決勝は本日13日午後2時55分から25周で、第7戦決勝は明日18日午前8時35分より19周で争われる。
Text: Yoshinori OHISHIPhoto: Motorsports Forum