2020スーパーGT公式テストが3月14日、岡山国際サーキットで始まった。
セッション1は午前10時より120分間で行われ、#8ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)がトップタイム。#17KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット組)が2位で続き、今季新たにフロントエンジン-リヤドライブ方式を採用したホンダNSX勢が1-2という結果になった。
例年岡山国際サーキットのファン感謝デーとして開催されてきた岡山テストだったが、今回は新型コロナウィルスの影響から、観客を入れずに行われることになった。
第一日目の朝はあいにくの雨となったが、走行が始まる午前10時には薄日が射すほどに天候は回復。路面も次第に乾いていき、最後の数分間はスリックタイヤに履き替えるチームが相次いだ。
トヨタ、ニッサン、ホンダの3メーカーが揃って2020クラス1規定に車両を一新したGT500クラスは、ニスモの開発車両である#230を加えた全16台が走行。その中で最初にスリックを投入してきたのは#12カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴組)。今季ついにGT500クラスへステップアップを果たした平峰が快調にタイムを上げ、終了13分前に1'19.658を叩き出してみせる。その後、#8野尻が1'19.203、#17塚越が1'19.638とタイムを上げたため、結局12号車はこのセッションを3位で終えることになった。
GT300クラスは#88JLOC ランボルギーニ GT3(小暮卓史/アンドレ・クート/手塚祐弥組)がトップで1'27.086、#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(クリストファー・ミース /川端伸太朗組)が2位に続き、#9PACIFIC NAC D'station Vantage GT3(藤井誠暢)が3位とFIA-GT3勢が上位を独占。マザーシャシーでの参戦を諦め、新たにポルシェ911GT3を投入してきた#25HOPPY Porsche(松井 孝允/佐藤公哉/土屋武士組)も5位につけた。JAF-GT勢最上位は#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)で10位だった。
スーパーGT公式テストはこのあと午後2時よりセッション2が145分間で行われる。このセッションでは今年から採用されることとなったフルコースイエロー(FCY)の訓練も実施される予定だ。
Text:Kazuhisa SUEHIROPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI