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SFL:第10戦オートポリス決勝 #50阪口が独走で今季3勝目

2020全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が11月15日、大分県のオートポリスで行われ、予選2番手からスタートした#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が今季3勝目を挙げた。

14周の決勝がスタートした 優勝は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX) 決勝2位は名取鉄平(TODA FIGHTEX ) 決勝3位は宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM\'S 320) マスタークラス優勝はDRAGON(TEAM DRAGON SFL ) 優勝した阪口晴南(B-MAX RACING TEAM)

第10戦決勝が午前8時25分より14周で行われた。この日も天候は快晴。肌寒さを感じさせる中での戦いとなった。

ここでのスターティンググリッドは昨日の公式予選でのセカンドベストタイム順だが、第9戦決勝でトラブルに見舞われたためにエンジン交換を行った#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)はグリッド降格となり9番手から、セカンドタイムで予選通過基準に達しなかった#30DRAGON(TEAM DRAGON SFL )は出走嘆願により最後尾からのスタートとなった。また5番手からスタートするはずだった#13石坂瑞基(B-MAX ENGINEERING)はクラッチトラブルにより、残念ながら第10戦決勝への出走を断念せざるを得なかった。

スタートでは#50阪口が抜群のスタートを見せ、ポールポジションの#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )をかわして1コーナーでトップに立つ。予選3番手からのスタートとなった#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)もフロントローの2台に並びかけようとしたが、1コーナーで行き場がなくなり一歩引くことになり、1周めは#50阪口、#2名取、#36宮田の順で終了した。

その後方では9番手スタートとなった#37小高が1周めで6位、2周目には4位に浮上してきた。

懸命に追い上げを図る#2名取だったが、トップの#50阪口は4周めから徐々に後続との差を広げ始め、5周終了時点で#2名取との差を2.274秒とすると、10周目には1'37.114のファステストラップを叩き出してその差を6.054秒とし、最後は8.207秒もの大差をつけてフィニッシュ。第7戦SUGO以来の今季3勝目をものにした。

#2名取はレース中盤から#36宮田の猛追を受けたが、最後までポジションを守り切って2位。#36宮田は3位でレースを終えた。

マスタークラスは最後尾スタートの#30DRAGONが1周めに#10植田正幸(Rnsports320)をかわし、トップでフィニッシュしている。

表彰式 マスタークラスの表彰式

第11戦決勝は午後1時5分より同じく14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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