JAF F4日本一決定戦は6日、栃木県のツインリンクもてぎで公式予選を行い、太田達也(スーパーウインズ&HRF.MC090)が2分1秒688でポールポジションを獲得した。
ツインリンクもてぎは氷点下に下がった気温のため夜明け前から路面に霜が降りた。快晴のためF4日本一決定戦の予選の行われる午前8時10分には霜は溶けたが路面はほぼウエット、コーナーには一部ドライ部分も見える。
タイヤ選択はドライとウェットタイヤに分かれた。好タイムをマークしてきたのはウェットタイヤ勢。予選はウェットタイヤを履いた金井亮忠(チームNATS・正義・001)と太田達也(スーパーウインズ&HRF.MC090)の一騎打ちとなった。
金井は3周目に2分3秒848としてトップに立つとその後も、4周目3秒211、5周目2秒646とタイムを縮めトップに君臨。しかし太田は 9周目に1秒688とタイムを縮め逆転トップに立った。
その後、太田は決勝の皮むきのためにピットインしてドライタイヤに交換。「決勝を優先して皮むきを行ったので、予選ポールにはこだわってなかった。逆転されると思った」と太田。
太田の予想どおり、金井は7周目にはセクター1を全体ベストタイムで通過。トップに立つと思われたがその後は伸びず、タイムを2分1秒726まで縮めたものの太田のタイムには0秒038届かず2位、太田が僅差でポールポジションを獲得した。
3位にはハンマー伊澤(ぶーにゃんCハンマーレーシング☆ハヤテ)が、4位・米谷浩(KK・ヨネタニ)、5位・石谷豪志(RS-EMA☆レプリ☆RK-01)、6位・山本幸彦(佐藤製作所・ミスト・KEIHAN・516)と続いた。
1デーレースのため決勝はこの後、午前10時40分よりセミファイナルが8周で、午後2時より決勝が15ラップで行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum