スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝【18時間経過】GTNET GT3 GT-RがTAIROKU RACING GT-R GT3を従えトップを快走中

 富士の夜が明けた。レースは18時間を経過したが、夜間走行中に有力チームにトラブルが相次ぎ、レースはサバイバル戦となっている。

 ST-Xクラスは1号車GTNET GT3 GT-Rと300号車TAIROKU RACING GT-R GT3の一騎打ちとなってきた。現在は1号車がトップを走っているが、朝方には300号車が先頭に出る場面もあった。その差は1分弱。両車GT-Rだがスピードでは18年モデルの300号車に分がある。ゴールまで予断を許さない戦いが続きそうだ。

 ST-Zクラスは、トップを走っていた2号車ケーズフロンティア SYNTIUM KTMがトラブルでリタイア。2位を大きくリードして3号車ENDLESS AMG GT4が総合4位、クラストップを走行している。

 ST-TCRクラスは、トップに浮上した97号車Modulo CIVICがトラブルでリタイア。現在は45号車BRIN・NAUB RS3 LMSが2位の10号車IDI GOLF GTI TCRを4周リードしている。

 ST-1クラスは、総合5位で47号車D'station Porscheが周回を続けている。

 ST-2クラスは自身もトラブルに見舞われた59号車DAMD MOTUL ED WRX STIがランサー勢もトラブルで後退したためトップを独走している。

 ST-3クラスは、34号車TECHNO FIRST RC350がライバルのトラブルを尻目にトップに浮上。2位の39号車5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACYを7周リードしている。

 ST-4クラスは、86号車TOM'S SPIRIT 86がレース序盤からののリードを守ってトップを快走中。2位の13号車ENDLESS・86を2周リードしている。

 ST-5クラスは、69号車J'S RACING☆FITが序盤からのリードを守りトップを走行中。2位には2周遅れで村上モータースMAZDAロードスターが付けている。

 レースは残り6時間。気温も上がり、予断を許さない展開が見られそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE


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