8月11日にオートポリスで開催されたゴールドカップ第4戦。参加台数は17台。
その中で唯一の遠征組、そして紅一点の#34下野璃央。6月に開催された第2戦、第3戦。オートポリス初レースながら共に予選で2番手に食い込む速さを見せつけるも、表彰台にあと一歩手が届かず。
その下野は予選で2分1秒656をマークし、23益田富雄と僅か0.076秒差で初のポールポジションを獲得。フロントロウに益田富雄、3番手に26吉元薫、4番手に44篠田義仁、5番手に36浜久保太一、6番手に56川地欽也というオーダーとなった。
決勝、シグナルブラックアウトと同時に蹴り出しに成功し、ホールショットを奪った下野。前半にファステストラップ連発で勢いそのままに後続を寄せ付けず、嬉しいスーパーFJ初優勝をオートポリスの地で飾ることとなった。
一方、2番手の益田はスタートで少しもたついてしまい、3番手の吉元に並ばれてしまうが辛くもポジションを守りきり1コーナーへ。その後、トップの下野を追いたいところであったが、うまくペースを上げることができず2位でチェッカーを受け、3位を獲得したのは5番手スタートの浜久保。スタートで川地に抜かれ6番手にドロップするも、周回を重ねる毎にポジションを上げ、3位でチェッカーを受け今季2度目の表彰台を獲得。
この結果、第4戦終了時点で益田が49ポイントを獲得し、ドライバーズランキングトップに浮上した。
Text & Photo: Koji IKEDA