- GT500クラス 中嶋一貴(#36LEXUS TEAM au TOM'S)
- 朝は気温が低い状況でしたけど、走り始めからクルマの調子は悪くはなく、タイヤ選択に関しては不安を持っていません。予選に関してはQ1に向けてやったことが合っていなかったので、チームで話し合ってセッティングを変えた方がいいということになりました。Q1の感じからするとポールは遠いかなという感じでしたが、そこをうまく取ってくれたので、見ていて非常に盛り上がりましたね。僕らは残念ながらチャンピオン争いと関係ないところにいますけど、レクサス同士の争いになったので、僕らも周りを気にすることなくやりたいなと思います。勝てるところでしっかり勝とうというつもりでもてぎに来たので、それを達成して帰りたいと思います。
- GT500クラス 関口雄飛(#36LEXUS TEAM au TOM'S)
- Q1で中嶋選手が走ってトップとの差が結構あったので「苦しいかな?」と感じでしたが、できることは全部やっておこう、と常に思っているので、中嶋選手やエンジニアと話し合って、Q2に向けてセッティングを変えることにしました。それがうまく行ってQ1のオーバーステアがだいぶ解消されてタイムが出ました。
- GT300クラス 荒聖治(#720McLaren Customer Racing Japan)
- 今年の開幕戦は我々全力で走ってビリだったんです。フォーミュラでトップを争っている、本当に速いアレックス選手が走ってもビリだったんです。最終戦に来てこうして良い位置で戦えるようになったというのはすごい進化ですね。もともとクルマのパフォーマンスは高かったんですけど、なかなかそれが発揮できる状況になく、悔しい思いをしてきましたが、結果的にポールを取ることができました。僕の仕事としてはQ2に進めて良かったなあと。ほっとしています。すごく速いドライバーにパフォーマンスを発揮してもらえて感謝しています。
- GT300クラス アレックス・パロウ(#720McLaren Customer Racing Japan)
- 完璧な1日だったと思います。オカヤマでは予選ではビリだったし、僕らは今年7レースしか参戦できなかったんですけど、その中でどれだけ成長できたかということを証明できる結果になり、すごく嬉しく思っています。低迷の原因はBOPとセッティングのマッチングだったと思いますが、ここにきてようやく結果を出せるようになりました。チームに感謝していますし、チームに貢献できたことを嬉しく思います。様々なプレッシャーの中で闘ってきましたが、それに負けず、モチベーションを高く持って常にベストを尽くしてきました。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI