全日本F3選手権第20戦の決勝が9月29日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がスタートから終始トップを守りきり、今季通算8勝目を挙げた。
1979年から続いてきた全日本F3選手権。FIAの規定変更に伴い、来年からはスーパーフォーミュラ・ライツとして行われることがすでに決まっており、「F3」の名称で戦われるのは今日のレースが最後となる。
その最終戦決勝は午前11時20分より25周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
ポールの宮田はスタートで予選2位の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)とのバトルに競り勝ってトップで1コーナーに飛び込むと、その後は安定したペースでリードを広げ、4周目には1分23秒352のファステストラップを記録するなど、まさに圧勝で25周を走りきった。2位のフェネストラズとは5.160秒差。3位も昨日に続いて#37阪口晴南(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が入った。
マスタークラスは#30DRAGON(TEAM DRAGON F3)が2連勝を達成している。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum