Japanese F3

JF3:第6戦、第7戦岡山公式予選 #11フェネストラスが連続ポール獲得。#8片山は初のフロントロー

全日本F3選手権第6戦、第7戦の公式予選が6月8日、岡山国際サーキットで行われ、#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がベスト、セカンドベストともにトップで2戦連続でポールポジションを獲得した。

第6戦、第7戦ともポールポジションのサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)

第6戦予選2位、第7戦予選3位の片山義章(YTB by Carlin)

第6戦予選3位、第7戦予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM\'S F317)

この大会にスポット参戦した阪口晴南(カローラ中京Kuo TOM\'S F317)は第6戦予選6位、第7戦予選4位

第6戦、第7戦ともマスタークラスポールポジションの山口大陸(タイロクレーシング28号)

公式予選は午前9時25分より30分間で行われた。前回のオートポリス大会に続いてここ岡山でも3レース制が採用されているため、この予選セッションで第6戦、第7戦のスターティンググリッドが決まり、第8戦については第6戦決勝の順位がそのままグリッド順となる。これに従い、使用できるドライタイヤも3セットまで許されることになっている。

この日の岡山は晴れ。終始ドライコンディションでの走行となった。上位陣の何名かが3セットのスリックタイヤをこの予選に投入、最初のアタックでは#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1'22.680でトップに立ったが、2セット目のアタックで#11フェネストラズが1'22.270を叩き出すと、3セット目では1'22.431を記録して、ベスト、セカンドベスト共にトップタイムとなった。

2番手にはここをホームコースとする#8片山義章(YTB by Carlin)が1'22.564で続き全日本F3で初のフロントローを獲得した。しかしセカンドベストでは#36宮田が1'22.657と片山の1'22.660をわずかに上回って2位につけた。宮田はこの予選をタイヤ2セットで戦っており、最後の1セットを第6戦決勝に投入する作戦を採った。

また、今回小高一斗に代わって急遽37号車をドライブすることとなった#37阪口晴南(カローラ中京Kuo TOM'S F317)はベスト1'22.852で6位、セカンドベストは1'22.862で4位となっている。

第6戦決勝はこのあと午後2時40分より25周で。第7戦決勝は明日の朝10時より18州で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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