F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦、第10戦公式予選 復調#5角田が連続ポール獲得!!

FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がいずれもポールポジションを獲得した。

公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。途中他車と接触した#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)がコース脇にストップしたことによる赤旗中断などもあったが、セッションは時間延長などもなく定刻で走行を終了した。天候は曇り。ハイポイントコーナーの向こうに霧が出るなどしていたが、路面は終始ドライコンディションだった。

練習走行でも常にトップタイムを記録し、好調ぶりを見せていた#5角田がここでも飛び抜けた速さを発揮し、赤旗中断後に1’23.463、1’23.491を立て続けに記録してきた。この予選で1分23秒台を記録したのは角田ただ一人。2番手にはチームメイトの#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がつけたが、タイムは1’24.040に留まり、コンマ6秒近い差を角田につけられてしまった。

こちらレーシングの2台に続いたのはル・ボーセの2台。#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が3番手、ルーキーの#62小倉祥太(DENSOルボ一セJSS F4)は4番手と今季ベストグリッドを獲得。当初は岡山と同じセッティングを持ち込んだが、練習走行のタイムが思わしくなかったために大幅なセッティング変更を実施したことが功を奏したようだ。

なおインディペンデントカップは#4佐々木祐一(DayDream Sendai F110)がトップ。#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)が2番手につけている。

第9戦決勝はこのあと12時55分より15周で行われる。

第9戦、第10戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
富士のことはあまり思い出したくないというか…あまり頭の良くないレースをしていたので、そういう悔しさとかをずっと抱えて菅生に気持ちをむけてきたので、自信を持ってアタックしました。今回落ち着いてアタックしたのが良かったかなと思います。クルマは悪くないし、いいスペースを見つけられたので、その分いいアタックができました。練習からの反省点も生かせたので、その点でも良かったです。赤旗の時にセクター1でベストが出ていたので、このあとどうなるか気になりましたが、タイヤを労わるために早めに引き上げたのは良かったかなと思います。今回は勝ちたいという強い気持ちを持っているので、チームのためにも、メカニックさんのためにも、自分のためにもいいレースをしたいです
第9戦、第10戦予選2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
順位的には2番で優勝を狙える位置ですけども、タイム差がコンマ6秒開いてしまってるので良くない予選でした。練習では1日目で大きくあったタイム差が昨日は詰められたので、最初に戻っちゃったというか、決勝ではまた詰めていかないとなと思います。自分のアタックの仕方だったり、タイヤの熱の入れ方が良くなかったと思うので、チームとよく話し合って改善していきたいです。菅生はテストで走っていますが、レースは初めてなので、正直レースウィークは不安がありました。昨日改善できたことが今日は元に戻っているので焦りもありますが、レースが始まればそんなことは言っていられないので、悔いのないレースができるようにしたいです。
第9戦、第10戦予選3位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
自分の思ったタイミングでタイムを出せてなかったんですよ。赤旗の前の周に出てる予定だったんですけど。トップだけ飛び抜けたタイムだったので「どうしようかな」と思ったんですが、とりあえず前は速いメンバーが揃っていたので、その隊列のまま走っていようと思いました。ガソリンが少なくなってきたところでタイムが出ましたが、本当だったらもう1周行ったところでタイムが出るはずだったんですよ。最後の最後にミスしちゃったんで、その一つ前の周がベストになりました。気温が低いんで、タイヤ的にはずっと走ってても問題ありませんでした。
Text:Kazuhisa SUEHIRO


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