SUPER FORMULA

SF:公開テスト鈴鹿 アンドレ・ロッテラーがトップタイム

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は5日、ファン感謝デーの行われている鈴鹿サーキットで今シーズン初の公開テストを行った。トップには1分37秒713で継続参戦のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が付けた。

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 公開テストは上空に青空の広がる午前9時から55分間で行われた。

 開始15分、ルーキーのニック・キャシディが1分38秒812でトップに立つが、直後にこちらもルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィストがスプーンでスピンし赤旗が提示された。

 テストは残り27分で再開。終了18分前には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分37秒898でトップタイムをマークするも、直後に石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)が37秒754でこれを逆転。

 さらに終了16分前にはロッテラーが1分37秒713でトップに立つ。このタイムは終了まで更新されず、今シーズン最初のテストはロッテラーが制することとなった。2位は石浦、3位も中嶋一貴のままで終了した。

 注目のルーキーは昨年の全日本F3チャンピオンの山下健太(KONDO RACING)が4位と健闘。これに一昨年の全日本F3チャンピオンのニック・キャシディ(KONDO RACING)が5位で続く。全日本F3からステップアップしたヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が9位。マカオ2勝の実績を持つフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が14位。GP2王者でレッドブルカラーをまとったピエール・ガスリー(TEAM無限)が15位に付けた。

 このテストではホンダ勢が伸び悩み、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の10位が最高位だった。

 この後、午後12時30分より決勝レース形式のオープニングラップが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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