鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第2戦鈴鹿公式予選 34歳の鈴木智之がシリーズ戦で初のポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は26日、鈴鹿クラブマンレース第2戦で雨の中公式予選を行い、鈴木智之(K&G C72ミッドランド10V)が1分31秒754でポールポジションを獲得した。

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 公式予選は定刻より5分遅れの午前10時15分より15分間で争われた。天候は小雨だが、朝方降った雨のため路面はフルウェット。全20台がウェットタイヤを履いて予選に臨んだ。

 ここで真っ先にコースインしたのが「雨ならRD10V勢が有利。前がクリーンな状態で飛ばしたかった」という34歳の鈴木智之(K&G C72ミッドランド10V)で序盤から予選をリード。これに中盤から絡んできたのが第1戦でポールポジションを獲得した16歳の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)。予選は終盤にかけてこの倍以上年齢の離れた2人のシーソーゲームとなる。

 名取は5周目に1分32秒897を出すとトップ鈴木の32秒747を上回り逆転。6周目には32秒504で鈴木がトップを奪い返すと、8周目には名取が32秒409で再逆転。

 鈴木は負けじと9周目にはただ一人31秒台に入れる1分31秒754でこれを逆転、0秒4弱ちぎって堂々のポールポジションを決めた。鈴木は昨年ツインリンクもてぎで行われたの日本一決定戦でポールポジションを獲得しているが、シリーズ戦では初のポールポジション獲得となった。

 「鈴木さんが速かった。雨の西コースは始めてでミストは不利でした」と名取が脱帽の2位。終盤3位に浮上した宮島雄太(アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ)が続いた。

 決勝は本日午後3時15分より14周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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