Japanese F3

JF3:第17戦オートポリス決勝会見 「やることはフルマークしかないので、明日もしっかり頑張ります」(#1坪井翔)

優勝 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd17-r-pc-tsuboi 優勝できてとりあえずホッとしています。予選は自分のミスや赤旗の影響で1本目のタイヤのアタックでは厳しい状況でしたが、なんとかポールが取れました。セカンドタイムでもポールを取るのがノルマだったので、2本目も落ち着いて走りました。決勝は1コーナーをトップで通過できればおそらく抜かれないだろうなと予想していました。トップで1コーナーを抜けてからはファステストラップを狙って走りました。今までの勝利は結構僅差だったので、レース中のスピードアップが課題だったんですが、その課題は少しクリアできたかなと思います。最初の2、3周でギャップを作れたので、それからは後ろを見ないで自己ベストを更新できるようプッシュし続けました。やることはフルマークしかないので、明日も21周と長いですがしっかり頑張ります。
2位 #12アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)
f3-rd17-r-pc-palou 難しいレースでした。トムスは今朝からすごく速かったので、2位という結果はポジティブに捉えています。スタートで2位に上がりましたが3周過ぎたあたりからリヤタイヤがきつくなり、高星選手や宮田選手を押さえて走るのは大変でした。坪井選手とは随分タイムを開けられたので、明日に向けてやることはたくさんありそうです。開幕当初はいい状況もありましたが、シーズン途中からデグラデーションの問題を抱えており、いくつかのレースを落としてしまっています。計算上チャンピオンは難しくなったと思いますが、残りのレースを全て表彰台で終われるように頑張ります。
3位 #23高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd17-r-pc-takaboshi 昨日の練習の最後の方でいいフィーリングがあり、それを維持できればと思いましたが、予選になるとタイムが悪くて、なんでこんなにハマってしまったのかわからない状況でした。でも決勝に向けては時間があったので切り変えることができました。表彰台に乗り続けていればチャンピオンは取れるんですが、その中でも勝たなければならないという気持ちもあって、それができていないので、予選もレースペースも見直さなければいけないレースになりました。レースはクルマのセットアップもありますが、ドライバーのプッシュする力も関係してくると思うので、今回はトムスが速いですけど、気力で押し切りたいと思います。
Nクラス優勝 #55元嶋佑弥(HANASHIMA RACING)
f3-rd17-r-pc-motojima F3のレースは初めてで、フリー走行からの組み立て方もわからなかったので、いろんなことを試しました。なかなかないチャンスなので、走行時間は多いんですけど、一瞬一瞬を大事に組み立ててきました。予選では思い通りの走りができなかったんですけど、決勝はしっかりトップで戻ってこれて良かったです。自信がなければ今回の件も乗りません。久々のフォーミュラのレースといっても仕事でちょくちょくフォーミュラカーには乗っていたので、F3に乗ることに関して不安要素はありませんでしたし、常に準備だけはしているので、困ったことはありませんでした。今日の経験は今後スーパーGTとかに生きてくると思うので、明日も1周1周大切に経験を積んでいきたいと思います。
Nクラス2位 #50澤田真治(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd17-r-pc-sawada F3で走るのは今週末が初めてでしたが、昨日からの3セッションは少しずついい方向に積み重ねていけたので、タイムもロガーデータも良い感触を得ていました。でも予選ではトラブルが出て思うようなアタックができなかったので、それは残念ですし悔しかったです。決勝も予選と変わらない順位でしたが、タイム的に元嶋さんとの差は予選より詰まりましたが、それは予選でトラブルがでた影響もあるので正直これでは全然満足はしていません。でも予選でニュータイヤを使っていないので、明日のレースではそれを生かしたファステストもそうですし優勝したいと思います。
Nクラス3位 #77大塚隆一郎(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd17-r-pc-otsuka フォーミュラのレースは12年ぶりだったので、レースウィークに向けてすごく緊張しました。木曜の走行がなくなったので、F3の動きなどを充分に掴むことができず、予選で前の二人とはタイム差が開いてしまいました。決勝はとにかくスタートを無難に決めて、少しでも彼らの見える位置でついていけるようにと頑張りました。植田選手のペナルティなどもあって3位でフィニッシュすることが出来ました。明日も全く自信はないです。21周もあるということで金曜日にロングランをさせてもらったので、ペース作りという面でも、みなさんと一緒に走る中で少しでも上げていけたらと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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