Japanese F3

JF3:第10戦鈴鹿決勝記者会見 優勝・坪井翔「ほっとしています。この1勝は大きいです」

優勝 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd10-r-pc-tsuboi  「ほっとしています。苦手なスタートでちょっと出遅れましたが、ポジションキープができたのであとは後との間合いを見ながらペースアップしたり落としたりを繰り返しながらコントロールして、落ち着いたレースができました。後半、追いつかれたのであしたに向けて改善しなければいけませんが、同じようなペースだったので抜かれることは無いと思っていました。去年は表彰台にずっと乗ってましたが、今年は速くても自滅したり、速くなかったりして苦しいレースが続いていたので、今日の1勝は大きいと思います。いい流れなので自分を見失わずあしたも勝てるようにします」
2位 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd10-r-pc-miyata  「4月のここのレースはトラブルで走れませんでした。予選は2位だったのですが、F3の鈴鹿は前にクルマがいるとどうなるかという部分で初めてでした。スタートで前に出られれば自分のペースでレースができるし、後になってしまったら前に離されないようにレースをしようと思っていました。序盤は課題であるペースが遅かったですが、後半はタイヤもたれずに速いペースで走ることができました。最後は追いついたんですが、自分で失敗してしまったので今後の課題かなと思います。あしたは天気がどうなるか分からないですが、ウェットならF3では経験が浅いので今後に向けて課題を見つけたいと思います」
3位 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd10-r-pc-takaboshi  「今日は予選が2回とも悪かったですが、次のレースに向けて何がいけないのか分かったのでそこは良かったのかと思います。予選が5位、3位だったので吹っ切ってやるしかないと思い、今年はスタートがいいので前に出られると思いました。3位に上がることができましたが、アレックス(・パロウ)選手のプッシュがすごかったので、シケインでぶつかってしまい、抜かれてしまいました。クルマは大きな損傷ではなかったのでそのまま走ることができ、ペースも良かったのでアレックス選手を抜くことができたのですが、そこまでで終わってしまった印象です。ペース的にはトムスの2台の方が速いのでもう少し改善しないといけないです」
Nクラス優勝 DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd10-r-pc-dragon  「予選は赤旗で思うように走れなかったんですが、ポールを取れたので今日はドライのレースで走ってまずは勝ちたいと思っていました。予選を走ったタイヤでこのレースも走ったので、ニュータイヤのアレックス(・ヤン)選手にファステストを取られてしまいました。チームから無線で『ファステスト逆転されたよ』と言われたんですが、ギャップもあり無理して飛んでもしかたないので、まずは勝つことに切り替えました。最終ラップはガス欠が出てどきどきしたんですが、勝ててよかったです」
Nクラス2位 植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd10-r-pc-ueda  「スタートで前に出るしかないと思っていましたが、失敗してアレックス(・ヤン)選手が前に行ってしまいました。彼はフレッシュタイヤなのですごくペースが良くて離されましたが、後半はリアタイヤがきつくなってきてたようなので最後の最後に仕掛けたらいけるなと思いました。1周前の1コーナーで抜くことができました。あしたは雨のようなので飛ばないようにチェッカーを受けたいと思います」
Nクラス3位 アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)
f3-rd10-r-pc-yang  「今日は全体的にいいレースができました。11番の選手(植田正幸)との戦いは良かったです。今日の午後はあまり暑くなかったのでファステストラップを 取ることができました。でも、もう少し練習したいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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