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鈴鹿モータースポーツファン感謝デー 第2戦を制したのは#36関谷。同ポイントでのじゃんけん対決も関谷が制す!!

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鈴鹿モータースポーツファン感謝デー恒例の「永遠のライバル対決」。
お馴染みの星野一義、中嶋悟の「両選手」に新たに関谷正徳「選手」が加わっての第2戦が3月13日に鈴鹿サーキット東コースを使って行われた。

使用されたのは昨日に引き続いて#12星野車が2008年型ニッサンGT-R(青い車体のしたから何か見慣れたステッカーが透けているがあえてこれ以上は触れない)、#32中嶋車は2013年型ホンダHSV-010、そして#36関谷車が2013年型レクサスSC430。
昨日の結果を踏まえて関谷車はリヤウィングをわずかに寝かせ、ストレート勝負に打って出た。

スタート順は昨日の結果に従い中嶋、星野、関谷の順。
リバースグリッド案は通らなかったようだ。

緊張からか乗り込むのに時間のかかった中嶋に対し、星野はさかんにエンジンを煽り、激しくホイールスピンさせながらローリングに出て行くなど気合十分の様子だ。

オープニングラップを制したのはポールの中嶋。
しかしそのインに星野が並びかけ、さらいその内側から関谷が隙をうかがうという、まさかの3ワイド状態で一斉に1コーナーへ。
ここで星野がトップに立ち、関谷が2番手に浮上。
さらに逆バンクで星野のGT-Rがアウトに膨らむのを見逃さず、関谷がインをついてトップに躍り出た。

その後も接近戦を繰り広げた三人だったが、ストレートスピードに勝る関谷が逃げ切ってこのレースを制した。

これにより二日間のトータルポイントは関谷3Pt、中嶋3Pt、星野2Pt。(各レース1位3Pt、2位1Pt、3位0Ptというルール)
このため関谷、中嶋によるじゃんけんで決着をつけることになった。
その結果、宣言どおり2度続けてパーを出した関谷が中嶋を退け、チャンピオンベルトは関谷が持ち帰ることに。
かくして関谷には来年の参加が義務付けられることになった。
応じなければ罰金と星野は要求。しかしこれはスタンドに詰め掛けた54万の大観衆(星野選手発表)もまた同じ気持ちであるに違いない。

注目の2017年永遠のライバル対決の日程はいずれ鈴鹿サーキットより発表があるものと思われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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