2016スーパー耐久シリーズ第1戦は栃木県のツインリンクもてぎで午後2時から公式予選が行われ、A/Bドライバーの合算タイム3分38秒825でST-Xクラスの藤波清斗/星野一樹/白井剛/青木孝行組(#5 Mach MAKERS GTNET GT-R)が総合のポールポジションを獲得した。
Aドライバー40分、10分のインターバルでBドライバー40分、さらにA,Bドライバーとも1グループ(ST-X,ST-1〜ST-3)と2グループ(ST-4,ST-5)に分けられそれぞれ20分で公式予選が争われる。
朝から変わらぬ厚い曇から時折雨粒が落ちてくる微妙なコンディションの中、最初の2グループAドライバー予選で赤旗となり、ウォームアップに続 いて波乱含みの序盤となった。
Aドライバー予選においてST-Xクラスの藤波清斗(#5 Mach MAKERS GTNET GT-R)が1分49秒642といきなりのコースレコード更新を果たし、その他にも星野敏(#777 D’station Porsche991)が1分56秒009とこちらもST-1クラスのコースレコードを叩き出す。
Bドライバー予選はST-Xクラスがコースレコードの更新合戦となり、激しい争いが繰り広げられたがセッション終盤に猛烈なアタックを敢行した 星野一樹(#5 Mach MAKERS GTNET GT-R)が1分49秒183でトップに立つ。
Bドライバー予選は終わってみればトップの星野一樹から9番手の佐々木孝太(#8 ARN SLS AMG GT3)までがコースレコードとなる激戦となった。
この結果、A/Bドライバーの合算タイム3分38秒825でST-Xクラスの藤波清斗/星野一樹/白井剛/青木孝行組(#5 Mach MAKERS GTNET GT-R)が総合、ST-Xクラスともにポールポジションとなった。
ST-1クラスは星野敏/荒 聖治組(#777 D’station Porsche991)が2名ともコースレコードを更新し3分51秒574でクラスポールポジションを決めた。
ST-2クラスは大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)が4分06秒457で昨年のチャンピオンチームがクラスポールポジションとなった。
ST-3クラスは堀田誠/坂口良平組(#38 MUTA Racing TWS IS350)がウォームアップからの好調を保ち4分06秒608で最新マシンのLEXUS RC350を向こうに回してクラスポールポジションとなった。
ST-4クラスは松井孝允/井口卓人/蒲生尚弥組(#86 TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86)が4分17秒218でホンダ勢好調の前評判を覆しクラスポールポジションを獲得した。
ST-5クラスは柴谷純三/相原誠司郎/伊藤俊哉組(#4 THE BRIDE FIT)が4分35秒520でクラスポールポジションとなった。
第1戦の決勝レースは明日4月3日午後12時15分にスタートし、5時間で争われる。
Text: Hiroshi ICHIMURAPhoto: Keiichiro TAKESHITA