SUPER GT

SGT:公式テスト富士セッション3 好調#12カルソニックGT-Rがここでもトップ。GT300トップは#7Studie BMW

2016スーパーGT公式テスト富士、二日目の走行が3月27日に静岡県の富士スピードウェイで始まった。
午前中のセッション3では#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が昨日に続いて好調ぶりをみせ、1’28.228でトップ。
GT300クラスはここでもFIA-GT3勢がトップ3を占め、#7Studie BMW M6(荒聖治/ヨルグ・ミューラー組)が1’36.194でトップだった。

GT500クラストップは安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(カルソニックIMPUL GT-R)

GT500クラストップは安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(カルソニックIMPUL GT-R)

GT500クラス2位はヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD RC F)

GT500クラス2位はヘイッキ・コバライネン/平手晃平組(DENSO KOBELCO SARD RC F)

GT500クラス3位は大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(WAKO'S 4CR RC F)

GT500クラス3位は大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(WAKO'S 4CR RC F)

GT300クラストップはヨルグ・ミューラー/荒聖治組(Studie BMW M6)

GT300クラストップはヨルグ・ミューラー/荒聖治組(Studie BMW M6)

GT300クラス2位は黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG-GT)

GT300クラス2位は黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG-GT)

GT300クラス3位は星野一樹/ヤン・マーデンボロー組(B-MAX NDDP GT-R)

GT300クラス3位は星野一樹/ヤン・マーデンボロー組(B-MAX NDDP GT-R)

徹夜で修復された土屋武士/松井孝允組(GT300クラス・VivaC 86 MC)はこの日から走行

徹夜で修復された土屋武士/松井孝允組(GT300クラス・VivaC 86 MC)はこの日から走行

ピットウォークには大勢のファンが訪れた

ピットウォークには大勢のファンが訪れた

公式テスト二日目を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。
寒さも幾分和らいだ印象の中、昨日に続いて朝早くからたくさんのレースファンがコースサイドに詰めかけた。
そうした中、セッション3は午前9時より120分間で行われた。

昨日の午前中にトップタイム、午後も2番手と、今週末好調ぶりをみせつけているチームインパルはここでも速さをみせ、走行開始から30分あまりでオリベイラが1’28.277を記録してトップに立つと、セッション終盤には安田が1’28.228とタイムを縮めてそのままトップで走行を終えた。
2番手につけたのは#39デンソーサードRC F。
ヘイッキ・コバライネンがセッション序盤に1’28.369を記録、これがそのままベストタイムとなった。
一方ホンダ勢最上位は#15ドラゴモデューロNSXの7位。
しかしトップとの差はわずか0.815秒であり、本番との気温、路面温度の差などを合わせて考えれば、そう悲観した結果ではないのかもしれない。
終わってみればトップの12号車から12位の#46S Road GT-Rまでが1秒以内に収まっており、今シーズンも接戦につぐ接戦が期待できそうだ。

GT300クラスはやはりFIA-GT3勢の速さが目立っており、セッション序盤に1’36.194を記録した#7Studie BMWがそのままトップに。
以下#65LEON AMG-GT、#3B-MAX NDDP GT-Rと続いてJAF-GT勢最上位の#61スバルBRZが4番手。
しかし7号車と61号車の差はわずか0.732秒であり、これからの巻き返しに期待がかかる。
なお、61号車は今回井口卓人のみがドライブしている。山内英輝は先日富士で行われたニュルブルクリンク24時間使用のスバルWRXのテストでクラッシュした影響で肋骨にヒビが入っていることが判明したため、このテストへは不参加となった。
また、先週の岡山テストでクラッシュした影響でテスト一日目には参加していなかった#25ViVac86MCは、今朝ようやく完成した車両をそのまま富士に持ち込み、このセッションから走行に参加している。
クラッシュのダメージは相当なものだったようで、フロント周りはほぼ全てのパーツを交換することになったようだ。
セッション3では1’38.341とまずまずのタイムを記録して18位に付けた。

スーパーGT公式テストはこのあと午後1時30分よりセーフティーカー訓練を行い、それに続いて120分間のセッション4が行われる予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI


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