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SGT:第2戦富士公式練習 好調#12カルソニックGT-Rがトップタイム。GT300は#51フェラーリ488GT3がトップ

スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式練習が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1’28.761でトップタイム。
GT300クラスは#51JMS LMcorsa 488 GT3(都筑晶裕/新田守男/脇阪薫一組)が1’37.091でトップだった。

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公式予選日の天候は晴れ。霊峰富士の見守るもと、公式練習は午前9時より105分の予定で始まった。
前回の岡山に続いてここでも好調ぶりをみせたのはGT-R勢。
#12カルソニックGT-Rのオリベイラが走り出して7周目に1’28.761のトップタイムを記録したほか、セッション終盤には千代勝正が1’28.915を記録して#46S Road GT-Rも2番手につける。
開幕戦を制し、40kgのウェイトを積んで富士にやってきた#1モチュールGT-Rでさえもトップからコンマ4秒落ちの1’29.195を松田次生が記録して5番手につけた。
#12カルソニックGT-Rは3月に富士で行われた公式テストでもトップタイムを記録しており、このセッション最後でも専有走行にも姿を現さないなど、余裕すらうかがえる仕上がりぶりだ。

対するレクサス勢は#38ZENT RC Fが1’29.092で3番手、#39デンソーRC Fも1’29.094と僅差で続く。
一方ホンダ勢は参加5台全てが11位以下に並ぶ有様で、ここでも苦戦が続いている。

GT300クラスは今季初めて登場したフェラーリ488GT3を駆る新田守男が1’37.091を記録し、#51LMcorsaがトップに。#21一ツ山アウディR8が2番手につける。
第1戦優勝の#65LEON AMG GT3も40kgのウェイトハンデをものともせず、5番手で走行を終えている。

公式練習は開始1時間1分とGT300専有走行の終了直前の1時間34分の2回の赤旗中断を挟みながら当初予定より5分遅れの10時50分に終了。
このあと公式予選が午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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