スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フリー走行 ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第6戦は25日、鈴鹿サーキットで決勝に向けた最終調整の場となるフリー走行を行い、ST-Xクラス・スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組が2分2秒209で総合のトップタイムを記録した。

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 決勝レースの日曜日を迎えた鈴鹿は早朝から快晴。中秋の空に雲一つ無い青空が広がった。フリー走行は午前8時15分から30分間にわたり行われた。

 ST-Xクラスは総合では2位に甘んじたものの、昨日の予選でただ1台、2分0秒台をたたき出したスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組がここでも好調。GTNET ADVAN C-WEST GT-Rのガミさん/星野一樹/吉田広樹組に一時はトップを奪われたが、終盤に逆転。今季初優勝に向けトップでフリー走行を切り上げた。

 ST-2クラスはすでにチャンピオンを決めているDAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/松田晃司/吉田寿博組がここでもトップタイム。昨日からすべてのセッションでトップに立ち、決勝に向けても盤石のようだ。

 ST-3クラスは速さでは定評のあるムータレーシングTWS IS350の植田正幸/阪口良平/堀口誠組がトップタイム。チャンピオンを争うasset ingsテクノRC350の前嶋秀司/佐々木雅弘/佐藤公哉組は4位、岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34の長島正明/田中徹/田中哲也組は2位に付けている。

 ST-4クラスはわずかにチャンピオンの可能性を残しているTRACY SPORTS ings SSR S2000の藤田竜樹/吉本晶哉/筒井克彦組がトップタイム。ランキングトップ、埼玉トヨペットGreenBraveの番場琢/服部尚貴/平沼貴之組は7位、1ポイント差で追うENDLESS.ADVAN.86の山内英輝/村田信博/小河諒組は8位、4ポイント差で追うウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5の小林康一/塩谷烈州/辻佐起子組は9位と下位に仲良く並んで走行を切り上げた。

 ST-5クラスはここまで4勝ですでにチャンピオンを決めているBRP☆J'S RACINGフィットの大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組に唯一土を付けたホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FITの山下潤一郎/山田英二/加茂新組がトップタイム。一矢を報うべく、虎視眈々と今季2勝目を狙う。

 決勝レースは午後1時より。ST-3、ST-4クラスのチャンピオンを手にするのはどのチームになるのであろうか? 久々に3時間レースとして開催される決勝から目が離せない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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