- GT500クラス #46本山哲(S Road MOLA GT-R)
- 「タイラウンドで優勝したあとは、ウェイトハンデに苦しめられて厳しいレースが続きました。でも、鈴鹿を終えてリストリクターを絞って、ウェイトを降ろすことができたのは大きかったと思います。パワーダウンは否めませんが、軽くなったことでコーナリングの挙動が安定して良くなりました。そのおかげでQ2では思い切ってアタックすることができました。チームとしては次戦オートポリスに照準を当てていたのですが、今回勝てるとシリーズ争いでも楽になるので、明日はきっちりポイントを獲りたいですね」
- GT500クラス #46柳田真孝(S Road MOLA GT-R)
- 「朝からクルマのフィーリングが良く、予選に向けてクルマを上手く仕上げることができたと思います。リストリクター装着が初めてだったので若干不安でしたが、Q1走ってこれはイケルと思いました。ただ、本山さんのタイムは予想を上回っていました。さすがですね。今年は是が非でもチャンピオンを獲りたいので、明日はしっかりポイントを重ね、勢いをつけてオートポリスに乗り込みたいと思います」
- GT300クラス #55高木真一(ARTA CR-Z GT)
- 「ここのところ僕がQ2を走ることが多いですが、どちらが走ってもポールポジションが獲れたと思います。実は夏のテストでコースに合うタイヤを見つけていました。ただ、今回気温が低くなりそうだったので、どうなるかなと思っていましたが、天候も回復し天も我々に味方してくれたように思います。明日は最低でも表彰台に上って、ポイントリーダーに離されないようにしたいと思います。次戦オートポリスは去年も勝っている相性の良いサーキットなので、うまくいけば最終戦の勝負に持ち込めるはずです」
- GT300クラス #55小林崇志(ARTA CR-Z GT)
- 「正直なところ、今回はウェイトハンデを考えると厳しいレースになると予想していました。走る前はポールポジションが獲れるとは思っていませんでしたが、サーキット入りして走り始めると意外に良くて、これなら予選からいけそうだと思っていました。ですから、Q1は確実に走って、高木さんに引き継ぐことを心がけました。今回、#10号車に負けるとチャンピオンの芽がなくなってしまうので、最低でも表彰台、できれば優勝して終わりたいと思います」
Photo: Yoshinori OHNISHI