SUPER FORMULA

SF:全日本スーパーフォーミュラ選手権、来季はヨコハマタイヤを採用

 株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、ブリヂストンタイヤ撤退の後、未定になっていた来期、スーパーフォーミュラの使用タイヤについて29日、横浜ゴム株式会社(ヨコハマ)を採用すると発表した。

 ブリヂストンの撤退は9月25日付で発表されていたが、それ以前からヨコハマタイヤの非公式なテストは行われており、ヨコハマ移行の発表は時間の問題だと思われていた。

1980年、鈴鹿グレート20での高橋健二車

アドバンのトップフォーミュラデビューレースは1980年の鈴鹿グレート20で高橋健二(マーチ802/BMW)がドライブした

 ヨコハマは1980年の全日本F2選手権からアドバンブランドでトップフォーミュラへの参戦を開始。名称が全日本F3000選手権を経て全日本選手権フォーミュラニッポンと変わったが、1996年までタイヤ供給を行ってきた。

 トップフォーミュラへのタイヤ供給は20年ぶりとなるが、WTCC、全日本F3選手権、スーパーGT選手権など多くのカテゴリーに供給するなど実績は十分。JRPはハード、ソフト2種類のタイヤ供給を望んでおり、実現すればソフトタイヤでの来シーズン、各サーキットでコースレコード更新が期待される。

 また、「全日本選手権スーパーフォーミュラ」は、2016年より「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に名称が変更されることも併せて発表された。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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