スーパーFJ鈴鹿シリーズは28日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の決勝を行い、平木玲次(RS Fine F・L・C 10V)が10周を23分00秒420で2連勝を飾った。
決勝スタートでは、ポールポジションの平木玲次がエンジンストールをして最後尾まで落ち、2番手スタートの八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)もスタートでミスをして1つ順位を下げた。 予選3番手の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が1コーナーまでにトップに浮上し、2位に予選5位の平優弥(FORTY FOUR☆leprix sport)が続いた。
平優弥が1周のスプーンコーナーで吉田宣弘を一瞬抜くが、続く130Rで平優弥がミスをしてしまい、なかなか吉田宣弘を攻略できなかったが、7週目の1コーナーでトップに浮上した。
最後尾まで落ちた平木玲次だったが、3周目で6位、7周目では3位まで挽回して8周目の200Rで平優弥をパスしトップに返り咲きそのままトップでチェッカーを受けた。
- 優勝 平木玲次(RS Fine F・L・C 10V)
- 「課題としていたスタートでしたが、やってしまいました! 優勝はしましたが、喜んでいいのかわかりません。予選も1発のタイムを出すのが遅く課題の残るレースでした。次のレースに向けて練習をしてミスなく勝ちたいです」
- 2位 平優弥(FORTY FOUR☆leprix sport)
- 「序盤、吉田さんはレース歴も長くペースが違っても抑えられて、慎重に抜くタイミングを見ていました。トップを走りましたが、その後のペースが平木君の方が速く順位を守る事ができませんでした。なかなか優勝できなくて悔しいですが、次は得意な西コースなので頑張りたいです」
- 3位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
- 「スタートは2番手だったのですが、目の前がいない状態で力んでミスをしてしまいました。ペース自体は悪くなかったと思いますが、他の人が速過ぎたかなと感じました。また次のレースに向けてチームの人と話してセッティングを考えたいと思います」