もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第6戦もてぎ決勝 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がポールトゥウィンでシリーズチャンピオン獲得

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第6戦は10月25日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝を行い、62号車 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が20分49秒155で優勝を飾り、2015年シリーズチャンピオンを獲得した。

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 ツインリンクもてぎは澄み渡る快晴の中、12時よりフォーメーションラップを開始。

 シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの川合孝汰は無難にスタート。

 その後方で川合孝汰とチャンピオンを争う3番グリッドの63号車・武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が絶妙なスタートで2番グリッドの19号車・徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)をオーバーテイクし2位で1コーナーに飛び込む。

 更に2周目の1コーナーに63号車・武村和希がトップで飛び込む。序盤にスパートし勝負をかけている様だ。

 しかし62号車・川合孝汰は3周目にトップを奪還。チャンピオン争いはル・ボーセ同士の激しいぶつかり合いとなる。

 その後前日のフリー走行でトップタイムを取り予選でも2位に食い込む好調ぶりをみせていた19号車・徳升広平は本調子ではないのかトップグループから少しずつ遅れ始め、66号車・飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)に3位のポジションを明け渡す。

 更に3位争いのグループに加わっていた8号車・飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)が7周目にスピンした模様で6位までドロップしてしまった。

 その後トップ川合孝汰はリードを広げ、2位武村和希、3位飛田陽宏のオーダーでファイナルラップに突入。

 そのままのオーダーでフィニッシュし62号車・川合孝汰が優勝を飾り、2015年のシリーズチャンピオンを自らの手で決めた。

 2位には63号車・武村和希が入り、地元ル・ボーセがワンツーフィニッシュ。

 3位には66号車・飛田陽宏、4位に20号車・鶴賀義幸(ZAP SPEED 10VED)、5位に徳升広平が入った。

川合孝太選手のコメント
 「シーズン序盤はポールポジションを取りながらなかなか勝てませんでしたが、レースを重ねて行くうちに慣れてきて余裕が出て来ました。カートトレーニングも取り入れて体力向上とレース感を磨きカート時代の大きいレースを思い出しながらレース運びをしていました。前から2位ばかりだったけど、両親にやっと恩返し出来たかな?」
武村和希選手のコメント
 「僕はスタートと序盤のタイヤが冷えてる時が得意で今日も序盤に勝負をかけました。絶妙なスタートが切れ序盤ペースを上げてトップに立てましたが、路面に対応できずペースを上げきれませんでした。シリーズ2位にはなりましたが同じチームの川合選手とはよきライバルとしてお互いに切磋琢磨出来たと思います」

 これにてスーパーFJもてぎシリーズの2015年シーズンは全日程を終了した。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA


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