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SGT:第4戦富士公式練習 レクサス勢がトップ4を独占!!トップタイムは#38ZENT

2015オートバックス スーパーGT第4戦「富士GT300km」の公式練習が8月8日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#37ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)、GT300クラスは65LEON SLS(黒澤治樹/蒲生尚弥組)がそれぞれトップだった。

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シリーズの折り返し点となる第4戦の舞台は今季2度めの富士スピードウェイ。
GT500クラスでは獲得ポイントが25を超えたために燃料リストリクターのランクダウンで50kg分の救済を受けるチームが出始めた。
今回は#1モチュールGT-R(52kg)、#12カルソニックGT-R(54kg)、そしてポイントリーダーの#37KeePer RC F(60kg)がその対象となる。
ウェイトの減免で浮上するのか、リストリクター調整で苦しむのか、ストレートの長い富士では判断の分かれるところだ。

公式予選日の天候は晴れ。
厳しい夏の陽気の中、公式練習は午前8時50分より105分間で行われたが、途中2会の赤旗が入る荒れた展開となった。

最初の赤旗は開始から30分が経過した時点。
#10GAINER GT-Rが駆動系のトラブルによりプリウスコーナーの先でストップしたことによるもの。
10号車はガレージに戻されてプロペラシャフトの交換作業に入ってしまい、再びコースインすることはなかった。

9時25分に走行は再開されたが、走りだして5分で今度は#31aprプリウスと#7Studie BMWが1コーナーで接触、31号車は足回りを壊しながらも自走でピットに向かったが、7号車はそのままグラベルにストップしてしまい、これを回収するために2度めの赤旗が提示されてしまった。

こうした中で上位に名を連ねたのがレクサス勢だ。
開始20分で#38ZENT RC Fが1’29.812でトップに立つと、すぐさま#39デンソーRC Fが1’29.762でそれを上回り、さらに#36ペトロナスRC Fが1’29.740を叩き出す、といった具合に目まぐるしくトップが入れ替わり、最終的には38号車が1’28.850までタイムを縮めて再びトップに立ち、2位は#36ペトロナス、3位には#6エネオス、4位は#39デンソーと上位4台までをレクサス勢が占める結果となった。

ニッサン勢の最上位は5位の#46S Road、ホンダ勢では#15モデューロの8位が最高と今回も苦戦が続く。

一方、GT300クラスは開始から専有走行までずっと#88マネパランボルギーにGT3がタイミングモニターの最上段を占めていたが、チェッカー寸前に蒲生尚弥が1’38.895を叩き出し、#65LEON SLSがトップを奪い取った。3位には#31プリウスとの接触で中盤以降走行できなかった#7Studie BMWがつけている。

第4戦の公式予選はこのあと午後2時15分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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