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SGT:第1戦岡山フリー走行 雨の走行でスピン続出!好調#37KeePerがここでもトップタイム!

岡山国際サーキットで開催されているスーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース]のフリー走行は、昨日の予選でポールポジションを獲得した#37KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮組)がトップタイムを記録。決勝に向けて好調ぶりをアピールした。
GT300クラスは#21Audi R8 LMS Ultra(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がトップだった。

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gt-r01-f-15 決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝からあいにくの雨模様。
ウェット宣言が出される中、午前9時よりフリー走行が開始されたが、アウトラップの2コーナーで#22グリーンテックSLSがいきなりスピンアウト。なんとかコースには復帰したものの、今度はモスエスで前からバリアに突っ込んでコース上にストップしてしまう。ドライバーの和田久は無事クルマを降りたが、コース上には22号車のパーツのほか、ウレタンバリアの破片が散乱した状態となったため、これらを処理するために赤旗が出されてしまった。
この時の路面はいたるところに川が流れているような難しい状態。22号車のほかにも数台のクルマがコースのあちこちでスピンを喫していた。

車両回収、コース清掃ののちセッションは8時20分に再開。
中断時間を考慮して終了時刻は5分延期され、8時35分終了とされた。

このわずかな走行時間の中、各チームとも決勝へ向けて最後の調整にとりかかる。
そうした中、37号車のカルダレッリは1’35.095を叩き出してトップに立つ。続いて交代した平川も1’35.674と遜色のないタイムを記録。昨日のドライセッティングに続いてウェットでも好調ぶりをみせる。
しかし#38ZENT RC Fも1’35.253で続いており、予断を許さない状況だ。
GT-R勢最上位は#46S Roadで3番手、NSXでは#100レイブリックの6番手が最高と厳しい状況だ。
しかも100号車はチェッカー後のアトウッドカーブで#39デンソーRC Fと交錯する形でスピンしており、決勝レースへの影響が懸念される。

GT300クラスはセッション前半は#77KSFフェラーリの横溝直輝がトップだったが、最後に#21一ツ山アウディの藤井が1’40.171を記録してトップに。予選順位は11番ながら決勝での巻き返しが期待される。
なお、ポールシッターの#10ゲイナーGT-Rはクラス3位とまずまずの位置につけた。

第1戦決勝はこのあと午後2時30分より82周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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