Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝 山下健太がぶっちぎりで、Nクラスも小河諒がともに2連勝

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 全日本F3選手権第3戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い20周・●で山下健太(トムス)が優勝した。Nクラスは小河諒(トムス)が優勝した。

 第4戦決勝は午後3時30時にスタート。午前中、もてぎ上空を覆っていた雲もはけ、快晴の中16台が参加して参加してフォーメーションラップが始まった。

 好スタートを切ったのは2番グリッドの山下健太(トムス)。ポールスタートのニック・キャシディ(同)にインから並びかけ1コーナーでトップに立った。4番グリッドの福住仁嶺(HDFP)もロケットスタート。1コーナーでけん制し合う山下とキャシディのアウトから並びかけ、かぶせるようにキャシディの前、2位に出ることに成功する。4位には高星明誠(B-MAX)、5位には高橋翼(HDFP)、6位にルーカス・オルドネス(B-MAX)と続く。

 トップに立った山下は2位以下を突き放しにかかる。2位の福住との差を徐々に広げ、4周目には2秒1、7周目には3秒、13周目には5秒と終盤には独走。最終的には10秒近くの差で今季2勝目をぶっちぎりで飾った。

 3位のキャシディも2位の福住から離されるばかり。逆に4位の高星とテールトゥノーズの争いになるが、中盤からは差を広げ3位のままゴールを迎えた。

 5位には高橋が、6位にはオルドネスが入った。

 Nクラスは2番グリッドの小河諒(トムス)が好スタート。ポールスタートの三浦愛(EXEDY)を押さえて1周目をトップで戻ってきた。その後も三浦との差を広げて2連勝を飾った。2位には三浦。3位には三浦勝(CMS)の追撃を振り切ったドラゴン(B-MAX)が入った。

 第6、第7戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、5月23日、24日に決勝レースが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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