F4西日本シリーズは18日、鈴鹿サーキット東コースで第5戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)が23周・19分17秒995で優勝を飾った。
気温20度を上回る暖かい日差しの中、午後1時40分フォーメーションラップが始まった。
決勝のスタートは予選3番手からスタートした今井龍太(B-MAX・PARABOLE-RK01)が絶妙なスタートを切り、1コーナーで予選2番手の栗原正之 (テクノ ハヤブサ リターンズ)をパスした。
3番手に落ちた栗原だったが、ずっとチャンスを伺っていて10周目の2コーナーで今井をパスし2番手に上がることに成功したが、スタートでトップをキープして走っていた牧野は毎ラップ2位以下に1秒近く速いペースで走りすでに独走態勢になっていた。最終的には2位以下に22秒の大差をつけて優勝して、開幕から破竹の5連勝で飾って今シーズン最後のシリーズ戦を締めくくった。
- 優勝した牧野任祐のコメント
- 「レースでは最初から全開で攻めたいと思っていましたが、予想以上に路温が高く途中でタイヤがタレるようになってからは、ペースをキープするように気持ちを切り替えてはしました。まだFIA-F4が残り4戦ありますのでチャンピオンを取れるように頑張りたいです」