SUPER FORMULA

SF:鈴鹿シェイクダウンテスト トラブル続出の中、#3ロシターがトップタイム!

スーパーフォーミュラのシェイクダウンテストが3月1日、鈴鹿サーキットで行われ、#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が1'54.109でトップタイムだった。

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シャシー、エンジンとも一新されて例年以上に注目の集まる今季のスーパーフォーミュラ。
しかし富士スピードウェイで2月18-19日に予定されていた今年最初の合同テストは東日本全体を見舞った前代未聞の豪雪により残念ながらキャンセルとなり、ファン感謝デーの一環として午後4時10分より行われた今回の走行が実質的な初走行となった。

シェイクダウン開始直前から落ち始めた雨は走行に支障を来すほどの雨量ではなかったが、開始早々からトラブルでストップする車両が続出、その度に赤旗が提示され、セッションは中断を余儀なくされた。
ストップしたのは#62嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)、#8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)だ。

こうした中、今季KONDO RACINGに移籍してシリーズフル参戦を果たしたジェームス・ロシターがすぐさま1分54秒台のタイムを記録してトップに躍り出ると、久々に日本のトップフォーミュラに復帰した元F1ドライバー、クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤンが1'54.334で2番手につける。
しかしチェッカー直後に#41武藤英紀(DOCOMO DANDELION RACING)が1'54.245で割って入り、2番手でこのセッションを終えた。

この他、今季F3からステップアップしてきた#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION RACING)は1'56.353で10番手、#18中山雄一(KCMG)は2'11.584で14番手という結果に。
今季初参戦の元F1ドライバー、ヴィタントニオ・リウッツィは12番手だった。

明日2日は朝8時20分よりスーパーフォーミュラの合同テストが予定されている。
予報では雨とのことだが、開幕前の貴重なテストということもあり、各チームとも精力的に走行を行うことが期待される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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